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自社ブログでコンテンツキュレーションを行うメリット・デメリット

更新日:2016.12.09

自社ブログでコンテンツキュレーションを行うメリット・デメリット

更新日:2016.12.09

コンテンツキュレーションのブログのイメージ

 

コンテンツキュレーションは単なるコンテンツ紹介ではありません

 

自分の欲しい情報を効率的に集めるのに便利なキュレーションメディア。皆さんの中にもNAVERまとめやGunosyを利用している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
現在、マーケティング戦略として「コンテンツキュレーション」を導入している企業が増えています。
コンテンツキュレーションは手軽にコンテンツ発信ができる一方で、手軽さゆえの弱点もあります。
今回は自社ブログでコンテンツキュレーションを行うメリット、デメリットをお伝えしたいと思います。

 

コンテンツキュレーションとは?

 

コンテンツキュレーションはあるテーマに基づき、第三者が発信したコンテンツを収集し、一つのコンテンツにまとめることを意味します。
コンテンツ発信において、ユーザーに注目してもらうためには新しい情報や新鮮な視点が大切です。しかし情報がありふれている中で、斬新なコンテンツを発信し続けるのは難しいと言えます。そこで、新しいマーケティングの形としてコンテンツキュレーションが注目されるようになりました。
『Managing Content Marketing』の著者、Robert Rose氏はコンテンツキュレーションは次の4つに分類されると語っています。

 

【1】コンテンツを単に羅列したもの。(企業の考え方を加えるもの・加えないものを問わず)
【2】コンテンツはあくまで情報源として捉え、企業の考え方を伝えることに力を入れているもの。
【3】特定のイベントやニュースについて、消費者が発信するコンテンツ(SNSやブログなど)を収集し、ターゲットを惹きつけるコミュニティを形成するもの。
【4】旬の話題に関する報道内容をリアルタイムにまとめたもの。

 

上記4つは「収集したコンテンツをどのような形で発信するか」に違いがあります。自社ブログでコンテンツキュレーションを行うのであれば、それぞれ次の点に気をつける必要があります。

 

【1】コンテンツを単に羅列したもの。

このタイプでは「どの情報を選ぶのか」に自社の方針が表れます。
企業の考え方を加えるのであれば、同じ見解、立場のコンテンツを発信することが中心になるでしょう。
一方で考え方を加えないのであれば、ユーザーに役立つコンテンツを収集し、発信することになります。しかし、単に羅列したものはキュレーションメディアが発信しているため、情報量で太刀打ちするのは困難です。

 

【2】コンテンツはあくまで情報源として捉え、企業の考え方を伝えることに力を入れているもの。

自社ブログでコンテンツキュレーションを行うのであればこのタイプが一番おすすめです。
このタイプでは情報収集は客観的な視点で行います。一般的な見解をキュレーションの形で紹介した上で、自社独自の視点や見解を展開していくという形です。入り口をキュレーションの形にすることで間口を広げ、新しいファンを取り込むことが期待できます。
一方でそれなりに手間がかかる方法だと言えます。

 

【3】特定のイベントやニュースについて、消費者が発信するコンテンツ(SNSやブログなど)を収集し、ターゲットを惹きつけるコミュニティを形成するもの。

注目されているトピックを選ぶことでアクセス増が期待できる施策です。同時にSNSや個人ブログは情報の信憑性が低いため、精査が必要です。また、旬のコンテンツは打ち上げ花火で終わってしまう可能性が高く、一時的にアクセスが増えても持続しない恐れがあります。

 

【4】旬の話題に関する報道内容をリアルタイムにまとめたもの。

このタイプで一番求められるのは情報の鮮度と発信までのスピードです。他のコンテンツやキュレーションメディアより早く、かつ分かりやすく発信できればかなりの反響が期待できるでしょう。同時に業務の合間にコンテンツ発信を行っている状況ではなかなか難しいと言えます。また、【3】と同じくアクセスを持続させるためには頻繁に更新することが求められます。

 

参考までに収集するコンテンツ量と情報鮮度で情報を分類した図を紹介します。

 

コンテンツキュレーションのブログのイメージ

引用:http://contentmarketinglab.jp/trend-in-usa/content-curation-solutions.html

 

【1】や【2】はコンテンツ鮮度より精度が求められます。腰を落ち着けた情報収集が不可欠です。
【3】や【4】は新鮮な情報を取り入れ続けることが宿命でしょう。

 

それではコンテンツキュレーション自体のメリット、デメリットを紹介したいと思います。

 

○コンテンツキュレーションのメリット

 

手軽である

コンテンツキュレーションの魅力は何と言っても手軽さでしょう。オリジナルのブログを1本書くのは大変ですが、キュレーションならさほど時間をかけずに充実したコンテンツを生みだすことができます。コンテンツSEOで重要と言われているコンテンツ量を増やすことにも繋がるでしょう。また、情報収集だけなら何人かで手分けをすることができるのも嬉しいポイントと言えます。

 

旬のネタを提供できる

手軽に発信できるため、旬のネタもタイムリーに取り入れられます。旬のネタはアクセスが集まりやすいため、自社について知ってもらうきっかけになる可能性が高まります。

 

SEO効果

検索した時にかなりの確率でまとめサイトが上位にきていると思います。検索エンジンはユーザーに役立つコンテンツを上位表示しますので、それだけキュレーションに需要があるのだと思います。SEOにも良い影響が期待できるかもしれません。

 

●コンテンツキュレーションのデメリット

 

情報の質が問われる

基本的にキュレーションしたコンテンツは自社の方針に則った情報だと判断されます。信憑性の低いコンテンツや偏った情報をキュレーションすることで企業イメージを損なう恐れがあります。信頼できる情報を取捨選択することが重要です。場合によっては裏を取ることも必要になります。

 

キュレーション一色になりがち

手軽さゆえに自社ブログがキュレーションコンテンツばかりになりがちです。キュレーションメディアではないのですから、オリジナルコンテンツを発信することが優先されるべきです。その上で、コンテンツキュレーション「も」取り入れるのが程よいバランスだと思います。

 

キュレーションメディアの二番煎じと見なされる

コンテンツキュレーションを始めるにあたって、大手キュレーションメディアを参考にするケースがあると思います。あくまで「参考」にとどめましょう。そこで紹介されている情報だけキュレーションしていてはオリジナリティーに乏しい記事になってしまいます。大元の情報をあたり、オリジナルの情報を集めるのが大原則です。

また、キュレーションメディアの情報をコピーしたわけではなくても、類似していることから「パクったのではないか」と疑われるケースもあります。

 

以上のことを考えると、キュレーションコンテンツであっても自社独自の視点を盛り込むことが重要です。

 

情報収集に便利な「RSS」

 

コンテンツキュレーションのブログのイメージ

 

RSSとは、予め登録しておいたWebサイトニュースサイトやブログ、ニュースサイトなどの見出しや要約をひとまとめに表示する技術です。情報収集を効率的に行いたい方におすすめですよ。
導入には「RSSリーダー」が必要ですが、多くはネット上で無料提供されています。

 

コンテンツキュレーションを取り入れて自社ブログを充実させる

 

コンテンツキュレーションのブログのイメージ

 

今回はコンテンツキュレーションについて紹介しました。
コンテンツキュレーションに依存するのは危険ですが、オリジナルコンテンツと両輪で発信していく分には大変魅力的な方法だと思います。
一度試してみて反応を確かめてみてはいかがでしょうか?

 

※DeNA傘下の運営するキュレーションメディアの問題からも、わかるよう。キュレーションは適切な情報精査と引用ルールを守る事が必須です。