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意外と知らないブランディングの基礎知識!定義から進め方まで大公開

更新日:2016.10.16

意外と知らないブランディングの基礎知識!定義から進め方まで大公開

更新日:2016.10.16

ブランディングのイメージ

 

ブランディングって何か分かりますか?

 

ビジネスにおいてブランディングが必要と言われていますが、「ブランディングとは何か」と聞かれてすんなり答えられる人は少ないと思います。
会社や商品の宣伝を宣伝していればブランディングが出来ていると思い込んで、なかなか成果が上がらないという話を耳にします。
ブランディングはコンセプトやターゲットを設定しないことには始まりません。
正しい知識を身につけ、有効なブランディングを行っていきましょう。
まずはブランディングを行う上で押さえておきたい知識をお伝えしたいと思います。

 

ブランディングとは何か?

 

そもそもブランディングとは何なのでしょうか。
Wikipediaでは次のように定義されています。

 

ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略の1つ。

 

分かりやすく言うと、会社やお店の良いところ、商品の魅力を消費者と共有する取り組み全般を意味します。
ブランディングの目的は企業や商品のイメージを向上させ、価値を高めることです。
「これがブランディング」という具体的な行動があるわけではなく、企業・商品の価値を高めるには何が必要なのか考えるのがブランディングであると言えます。
ブランディングはマーケティングの1つではありますが、他のマーケティング手法とは違いがあります。

 

マーケティングとブランディングの違い

多くのマーケティング手法が企業、商品の魅力を消費者に伝えることが目的なのに対して、ブランディングは消費者にポジティブなイメージを抱いてもらうことが目的です。消費者の受け取り方が重要であるため、「どう伝えるか」がより問われると言えます。
また、マーケティングは売り上げの形で成果が分かるのに対して、ブランディングは目に見える数字で表すことはできません。消費者の内面にイメージとして積み重なっていくものです。

 

消費者のイメージを上げるメリット

消費者のイメージを上げることで例えば以下のような行動が期待できます。

 

「牛丼を食べるなら吉野家に行こう」(宣伝コスト、時間の削減)
「日本製なら安心」(品質保証)

あえてアルマーニのスーツを着る。(表現手段)

 

ブランディングにより価格やデザインなど目に見える要素で比較検討されることなく「この会社だから」選んでもらえるのです。
もちろん目に見える要素で他と差別化を計ることもビジネスにおいては重要です。しかし差別化は短期的には効果がありますが、より魅力的な商品が出てくれば売れなくなってしまいます。また、差別化ばかりに躍起になると、値下げ競争に巻き込まれ、消費者も「安くなったら買おう」と思うようになり、適正価格で取引ができなくなってしまう恐れもあります。
ブランディングは即効性があるものではありませんが、長期的ビジョンでビジネスをするために必要不可欠だと言えます。

 

それではブランディングの進め方を紹介したいと思います。

 

ブランディングの進め方

 

ブランディングのイメージ

 

①コンセプト決定

ブランディングの柱となるのがコンセプトです。誰が、誰に、何を、どのように伝えるかを明確にします。
物を選ぶ時、当然何かしらのメリット(=価値)を感じて購入に至るはずです。そのメリットはコンセプトによって決定づけられていると言えます。
会社のコンセプトは企業理念や経営方針がもとになるはずです。シンプルで伝わりやすいことが第一です。
商品であれば数字に表れるものだけでなく、「誰も使っていない」といった心理的なメリットも含めて考えることをおすすめします。

 

②ターゲットの設定

コンセプトの「誰に」の部分を掘り上げます。小学生に確定申告の代行サービスを勧めてもピンとこないでしょうし、ご高齢の方にマウンテンバイクの良さを伝えても理解されないでしょう。ターゲットの設定を間違うと全く集客に繋がりません。
性別、年齢、職業、家族環境、生活環境、収入など、商品やサービスを利用して欲しい顧客像を考えます。(これをペルソナと言います)
幅広い人に商品を購入してもらいたいのは言うまでもありませんが、どんな条件の人であれば会社やお店として一番メリットがあり、喜んでもらえるかを念頭に置き、設定することが重要です。

 

③市場規模ポジショニング

ブランディングにおいて一番重要だと言われているのがポジショニングです。地域密着で近所の人に商品を提供するのと、全国のコンビニで販売されるのでは市場規模が全く変わってきます。市場を広げることはその分コストもかかりますので、ブランドのコンセプトはもちろん、競合や市場ニーズなどを総合的に考えて、どのようなポジショニングが適当なのか考えましょう。
「購入者がどんな時に商品・サービスを利用するのか」を中心に考えると具体的なポジショニングの方向性が見えてきます。

続いてブランディングが行われる環境について紹介します。

 

ブランディングが行われる環境

 

ブランディングのイメージ

 

ブランディングは次のような環境で行われます。

 

【1】世界初

まだ世の中にない価値を生みだしブランドにします。
イノベーションや発明のようなもので、大きなビジネスチャンスになる可能性がありますが、なかなか見つかるものではないと思います。

 

【2】先駆者

まだ世の中にあまり認知されていない価値、今後大きな発展が見込める市場を見つけてブランドにするものです。
WEBを使ったサービスなどがこれに当たります。

 

【3】既存市場での独自性

ほとんどのブランドがこれにあたります。
すでにある市場の中で競合との違い、独自性を見いだし、ブランド化するというものです。
真新しいものではないからこそ、コンセプト、ターゲット、ポジショニングの設定がカギとなります。

 

どんな企業・商品でもブランディングのチャンスは必ずある

 

ブランディングのイメージ

 

物が溢れている時代にブランディングをするのは大変かもしれません。しかし、価格競争では大企業に勝てない中小企業や個人事業主がブランディングで活路を見いだすケースは少なくありません。商品自体は競合とあまり差がなくても、梱包が丁寧だったり、アフターサービスが充実していたりすることをしっかり伝えれば、消費者にとって価値ある企業・商品として認識されるはずです。
そのためにもコンセプトを明確にしてブランディングを行うことが大切です。
ファンを獲得し、長期的な集客に繋げる点でブランディングとコンテンツSEOは親和性が高いと言えます。
ぜひブランディングの方向性が固まったら、コンテンツ発信を積極的に行っていただければと思います。