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うがい薬が逆効果な場合がある!?【うがい・手洗いのポイント】

更新日:2016.12.15

うがい薬が逆効果な場合がある!?【うがい・手洗いのポイント】

更新日:2016.12.15

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風邪予防の定番うがい・手洗い

でも、そのやり方じゃ逆効果かもしれません

 

JetBブログ編集長の相馬です。
やっと冬らしい気候になってきましたね。気温が下がり、空気も乾燥するにつれて、流行るのが「風邪」です。弊社でもこの一週間で何人かがマスク出勤しております。今年は例年より早くインフルエンザが流行しているみたいですね。
実は僕、生まれてこのかたインフルエンザにかかったことがないのですが、それでも風邪は心配なところです。一昨年、職場の忘年会の日に風邪を引き、会場の片隅で一人暗い影を落としていたのは人生最大の汚点だと思っています。
というわけで、風邪予防の情報をググっていたのですが、うがい・手洗いについて意外な事実を知りました。
風邪予防の定番であるうがい・手洗いですが、正しい知識でやらないと逆効果になることもあるようです。
今回は、うがい・手洗いの新常識を紹介したいと思います。

 

うがいは水道水が一番効果的

 

うがいと言えばイソジン(明治)などヨードうがい薬が有名です。ヨードというのは細菌、ウイルス、カビなどに対して殺菌効果があり、手術前の消毒などにも使われている成分です。しかし、京都大学保健管理センターが行った調査によると、ヨードうがい薬を使ってうがいをしていた人より水道水でうがいをしていた人のほうが風邪の発症率が低かったと言うのです!
このような結果が出たのには大きく3つの理由があると言われています。

 

①ヨードは殺菌効果が出るまでタイムラグがある

通常、手術でヨードを用いる場合、皮膚に塗ってから乾燥するのを待ちます。殺菌効果が出るまでに時間がかかるためです。うがいの場合、すぐに吐き出してしまうため、十分に効果が得られないという見方があります。

 

②常在菌を殺してしまう

喉の粘膜にはもともと様々な菌がいます。これは病気を起こすものではなく、風邪のウイルスなど外部から侵入する菌の侵入を防いでくれています。しかしヨードは良い菌も悪い菌も分け隔てなく殺菌してしまいます。セキュリティーが手薄のところに風邪のウイルスが侵入すると、簡単に感染してしまうのです。

 

③喉の粘膜を傷つけてしまう

手術でも使われているくらい殺菌効果が高いヨード。そのため喉の粘膜を傷つけてしまうこともあります。風邪ウイルスは傷ついた細胞を目ざとく見つけて侵入するため、感染のリスクが高まるのです。

 

しかし、水道水のほうが風邪予防効果が高かったことには他の理由もあるようです。

 

あなどれない「塩素」の力

最近の増殖を防ぐため、水道水には0.1ppm以上の塩素が含まれています。塩素は殺菌効果があるため、ウイルスの抑制にも一役買ったのではないかと言われています。

 

歯磨き粉を使わないとはみがきをした気にならないのと同じように、うがい薬を使わないとうがいした気にならないという方もいらっしゃるかもしれませんが、どうやら今後は水道水でうがいをしたほうが良さそうです。
うがいについてはこちらの情報を参照させて頂きました。

 

ヨードうがい薬でうがいをすると風邪をひきやすくなる?水道水が一番効果的? – ビジネスジャーナル/Business Journal | ビジネスの本音に迫る

「Thinkstock」より 日に日に寒さが増し、空気も乾燥してきており、風邪が流行する季節となりました。風邪の原因は9割がウイルスといわれています。それがのど…

 

続いて手洗いの新常識を紹介します。

 

手洗いは普通のせっけんが一番

 

うがいも水道水がいいなら、手洗いも水道水がベストなのかと思いがちですが、そんなことはありません。手洗いはせっけんが一番有効だと言われています。それにはこんな理由があるようです。

 

細菌は油が大好き

細菌は油汚れと一緒に皮膚に付着しているケースが多いそうです。
一方で、せっけんには油と水両方にくっつく性質がある界面活性剤が含まれています。
そのため、せっけんを使って水洗いすることで、細菌やウイルスが付着している油汚れを取り込み、洗い流すことができるのです。

 

エンベロープを持つウイルスにも有効

ウイルスの一部は表面にエンベロープと呼ばれる殻のようなものがあります。これはせっけんの油を落とす成分に反応して、皮膚から剥がれやすいと言われています。エンベロープを持つウイルスの代表格はインフルエンザ。他にもヘルペス、B型肝炎、HIVのウイルスもエンベロープを持っています。

 

エンベロープを持たないウイルスは激しい水責め(流水)で洗い流す

風邪のウイルスであるライノウイルス、アデノウイルスはエンベロープがないため、せっけんは効きません。感染性胃腸炎を引き起こすノロウイルスも同じで、こちらはアルコール殺菌も効かないという厄介物です。
これらを取り去るには強めの流水で、なるべく長い時間かけて洗い流す必要があります。

 

抗菌せっけんは期待できない

日々新しい商品が生まれていますから、一概には言えませんが、現在世の中に出回っている抗菌せっけんの多くはあまり効果がないと言われています。理由はヨードうがい薬と一緒です。抗菌作用は長い時間をかけて高まるため、数十秒程度の手洗いではあまり効果が期待できないようです。

 

洗いすぎは禁物

せっけんで洗いすぎることで皮膚を守っている油分が取れてしまい、細菌やウイルスが付着しやすい状態になります。
指の先、指と指の間、指の根元、親指の横などくまなく洗うことは必要ですが、洗いすぎは要注意です。
また、せっけんを洗い残してしまうと細菌の温床になりますので、しっかり洗い流すことを心掛けましょう。

 

手洗いのポイントについてはこちらの記事がおすすめです。

 

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まとめ

 

今回は風邪予防の代表格うがい・手洗いのポイントについて紹介しました。
忘年会シーズンを楽しく乗り切るためにも風邪には気をつけましょう!