タイピングスピードを上げる10のコツ
タイピングさえ速ければもっとコンテンツを量産できる
タイピングが速い=仕事が早いとは必ずしも限りませんが、それでもタイピングが速いに越したことはありませんよね。特にコンテンツ作成の中心はテキストなので、おのずと時間短縮のためにはある程度のスピードが求められます。また、アイデアが次々湧いているのに、タイピングが追いつかず、内容を一部忘れてしまうこともたまにあります。
私も自己流でタイピングを覚えたばかりになかなかスピードが上がらず、悩んできた一人です。そんな私が過去に試してみて効果があったタイピングスピードUPのテクニックを紹介したいと思います。
目次
(1)正しい指の使い方を覚える
タイピングにはホームポジションというものがあります。
これです。
キーボードをよく見ると、「F」と「J」のところに出っ張りがあるのが分かると思います。
ここがホームポジションで人差し指を置く目印です。
打つ前はホームポジションに指を置き、打ち終えたらまたホームポジションに指を戻すのがポイントです。
その上で、タイピングスピードを上げるためにはどの指でどのキーを打つかの法則があります。
…正直に告白すれば、「どの指を使うかは個人の自由だ」と思っていました。
しかし、この法則は幾多のタイピストの経験により導き出されたもので、明らかに効率的です。独自の指使いでは99%太刀打ちできません。
最初は打ちづらいかもしれませんが、修行だと思って覚えたほうが後々のためです。
また、データ入力の仕事を探すのであれば、正しい指使いの習得は必須です。一説にはイギリスでは食事作法で相手の階級を判断すると言いますが、同じことがタイピングにも当てはまります。タイピングのスピードが求められる会社なら打ち方を見ただけで不採用になりますので、何としても身につけましょう。
(2)キーボードを見ない
キーボードを見ない「タッチタイピング」を習得すると、明らかにタイピングスピードが上がります。
考えてみればそうですよね。タイピングする度にキーボードを見る→キーを探す→打つの3ステップだったものが、いきなり「打つ」にいけるのですから。
タッチタイピングを習得するためには「絶対にキーボードを見ないぞ」と決めることが大切です。その上で目線はキャレット(文字を入力する位置を示すもの)に。
最初はこれまでより遅くなってしまうと思いますが、続ければ必ず誰でもスピードUPできます。
とは言え、業務に支障が出るのはマズいと思いますので、時間を区切って取り組んでみることをおすすめします。
(3)タイピングしやすい姿勢
タイピングの重要な要素に「姿勢」があります。
参照:http://yossense.com/input-faster/#no01-02
・ディスプレイは視線の高さより低くする
・ディスプレイまでの距離は40センチ以上
・肘の角度は90度以上(イスは高めに)
・イスに背中をつけず、背筋を伸ばす
タイピングのスピードでしのぎを削るワープロ部の世界では、どんな会場でも理想的な姿勢を作りだすため、必ず大会に大量の座布団を持ち込むのだそうです。それくらい姿勢は重要なのです!
とは言え、これは人により楽な姿勢があると思いますので、参考程度に考えていただければ幸いです。
(4)キーボードをアップグレードする
キーボードにもピンからキリまであります。安いのは安いなりなのは何となく想像がつくと思いますが・・・
高価格帯のキーボードの使いやすさと言ったら!
指が喜んでいるのをひしひしと感じます。おそらく理想的な角度や固さを計算しつくして設計されているのでしょうねえ。
思い切って高いキーボードを買っても絶対に損はしません。
また相性もあると思いますので、お店で実際に触ってみて決めるのが良いと思います。
(5)ショートカットキーを覚える
あれは「ctrl+C」(コピー)と「ctrl+V」(貼り付け)だったと思いますが、高校時代に初めてショートカットキーの存在を知った時の衝撃は忘れられません。なんて便利なものがあるんだと!
ショートカットキーを覚えることでスピードに歴然たる差が出てきます。
ショートカットキーはこちらの記事で紹介しています。
>覚えておくと便利なキーボード機能(ショートカット等)を一挙公開!【Windows】
(6)辞書登録(単語登録)を利用する
パソコンの辞書登録、単語登録を利用することで「あり」と入力するだけで「ありがとうございます」に変換するようなことが可能です。よく使う単語やフレーズを登録することで、時間短縮になるはずです。
(7)予測変換機能を利用する
スマホでおなじみの予測変換。パソコンにもあるってご存じでしょうか?
予測変換ソフトの中でもおすすめなのが「Google日本語入力」です。
「Google日本語入力」
何と言っても変換が賢い!使っているうちに表現の傾向などを学習してくれるので、使えば使うほど便利になっていきます。これで無料というんですから、使わない手はないでしょう。
(8)省けるキーを把握する
例えば「ちゃ」と入力するのに「chixya」と打ってしまうと6打ですが、「tya、cha」なら半分の3打で済みます。
このように工夫次第でキータイプ数を減らすことができます。
また、かな入力にすればキータイプ数が半分以下に減ります。そのためかな入力に切り替える人も少なからずいます。(ちなみに私は、覚え直すのが辛いのでやっていません。)
(9)速い人の音を聞く
ワープロ部では、新人が入部すると、まずタイピングが速い先輩の横に座って音を聞かせるそうです。少し意外かもしれませんが、速い人のタイプ音を聞くと速くなるんだとか。
余談ですが、ピアノを習っていた人はタイピングが速い傾向があるそうですよ。
(10)適度に休憩をとる
ザ・デスクワークなタイピング作業ですが、見た目の地味さと裏腹に手、目、腕を酷使しています。適度に休憩をとることがスピードを落とさないコツです。また、腱鞘炎の予防のためにも大切なことです。
コツが分かったらあとは練習あるのみ
タイピングに王道はありません。
環境を整え、正しいタイピング方法を知ったら、あとはタイピングソフトなどでひたすら練習あるのみです。
タイピングソフトも様々ありますので、楽しんで取り組めるソフトを身につけて取り組むことをおすすめします。
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