JetBお客さまインタビュー!第128弾 株式会社パワーキャスト 渡辺様【Our AI面接 導入】
応募から仕事案内へ、進める人を増やしたい。AI面接で目指す派遣登録の歩留まり改善

| 導入企業 | 株式会社パワーキャスト |
|---|---|
| 主な用途 | ・応募後の基本情報の聞き取りと、人による仕事案内への引き継ぎ ・休日・夜間を含めた初回ヒアリングの機会づくり |
製造業を中心に人材派遣を手がける株式会社パワーキャストでは、多い月に500〜600件ほどの応募があります。電話登録の体制を整えてきた一方で、電話対応の予約が重なったり、休日の応募が週明けにたまったりして、求職者を待たせてしまうことが課題でした。
応募から初回ヒアリング、仕事案内へと進める機会を、どのように増やしていくか。同社はOur AI面接を導入し、まず休日の応募対応で、電話面接の予約とAI面接を選べる案内を試しました。必要な情報をAIで短く聞き取り、その情報を人による対話・仕事案内につなげる設計を進めています。
派遣事業の生産性と効率性の向上を担う役員の渡辺さまに、応募後の課題、AI面接を選んだ理由、今後確かめたい変化についてお話を伺いました。
応募が集中すると、電話対応が追いつかない
応募後の対応で、どのような課題がありますか
渡辺さま
多い月には500〜600件ほどの応募があり、現在6〜7名のコールセンターで対応しています。電話をかけてほしい時間を予約してもらう仕組みも設けていますが、予約が重なることもあるんです。
また、土日に入った応募は、週明けにたまっていることも多いですね。求職者の方は、仕事を探す際の利便性をとても重視していると感じています。返信などのアクションが遅ければ、それだけ待たせてしまいます。

電話登録の次の一手としてAI面接を導入
約14年前から電話で面接を完結する方式を使っているそうですね
渡辺さま
製造業の仕事を探す方には、転職に時間をかけるよりも、早く働きたいという方が多いんです。そこで、わざわざ時間と交通費をかけてまで事務所に来てもらう手間を減らそうと、電話で面接を完結する仕組みを取り入れました。
業務としては、管理システムに応募が入ったら電話をかけ、つながった時点で職歴や希望などを聞きます。お仕事を案内できれば、その後は営業担当が派遣先の近くで待ち合わせるところまで進めます。
電話でもコミュニケーションは取れるので、求職者の方にとって利便性の高い方法だと考えて、続けてきました。
AI面接を取り入れようと思った経緯を教えてください
渡辺さま
他社でも電話やオンラインによる面接が広がる中で、私たちも次の手を考えていました。電話登録の利便性を保ちながら、さらに応募者を増やすにはどうすればよいか。そこで、土日祝日や夜間も含めて、対応できる時間を広げることを検討していたんです。
実際に、人のシフトを組んで24時間対応する案も考えていました。そうしたタイミングでAI面接をご提案いただき、これなら実現したい運用に合うのではないかと感じたんです。
まずAIが聞き取りをしてくれれば、求職者の方を待たせないための解決手段になると思っています。また、速さに加えて、安心して進められる仕組みも必要なので、そのバランスを取れることに期待しています。
AIで基本情報を聞き取り、仕事の相談は人が対応
AIによる一次受付は、どのように設計されていますか
渡辺さま
早く仕事を始めたい求職者の方には、できるだけ負担なく受けていただきたいと考えています。Our AI面接は質問内容を自社の使い方に合わせて調整できるので、私たちは必要な情報に絞り、5分程度を目安にした短い聞き取りを試しています。その後の電話で詳しくお話を聞けるよう、質問の内容や聞き方を工夫しているところです。
社内でもいくつかの質問パターンを試しました。実際に社長にも求職者の立場でサンプルを受けてもらっています。質問によっては回答が複雑になることがあったので、必要なところは「はい・いいえで答えてください」というように、求職者が答えやすい形にしました。
AI面接ですべての情報を詳しく聞くことよりも、その後に電話をしたとき、どれだけ本人に関心を持った会話ができるかを主軸にしています。AI面接で得た情報を、次の人による対話につなげたいんです。
電話では、表情や話している様子までは分かりません。今後は、AI面接の動画でそうした様子を確認し、レポートと合わせて、次の電話で何を詳しく聞くかを考える材料にしたいです。
人が行う対話では、何を大切にしていきたいですか
渡辺さま
案内した仕事が合わなければ、別の仕事を案内するためにもう一度電話をする。そのような人による丁寧な対応には、これまでどおり力をかけていきます。
短く答えられる基本的な聞き取りに関しては、AIに任せてもよいと思っています。その一方で、人と人の会話のキャッチボールを通じて初めて分かる部分や、相手に寄り添って話を聞く部分は、従来どおり人が担うべきだと考えています。
今後の運用は二つの軸で考えています。簡単な面接でもしっかり聞き取れるように、AI面接の質問を設計する。その後の人との対話では、そこで得た情報を膨らませて、どれだけ求職者に関心を持った会話ができるか。まずは、その二つをつなぐ運用を実現したいと考えています。

定額制で費用の見通しが立てやすい
料金の仕組みは、どのように評価していますか
渡辺さま
経営者の立場では、費用の見通しを立てやすいところがいいですね。面接件数に応じて費用が上下する仕組みではないので、予算を考えやすいと感じています。
使いこなして生産性につなげられれば、派遣会社にとってプラスになると思っています。他社のサービスも調べていましたが、Our AI面接の内容を聞いたときに、これなら使えそうだと感じました。
現在は、求職者にどのように案内していますか
渡辺さま
応募後の自動返信メールで、電話面接の予約とAI面接の二つから求職者が選べるようにしました。
いきなり業務の流れを変えることに不安を感じるメンバーもいると思います。ただ、今後使いこなしていくことを考えると、営業時間中にも試す時期は必要です。JetB様からのご提案もいただきながら、一緒に運用を考えていきたいですね。
仕事を案内できる求職者を増やしたい
案内や運用で、どのような工夫を考えていますか
渡辺さま
どう案内すれば求職者に使ってもらえるかは、工夫が必要だと感じています。いくら必要な情報を短く聞き取る仕組みを作っても、求職者の方が使わなければ意味がありません。返信メールでの案内も含めて、AI面接の利用を促す方法を考えていきたいです。
また、使い方によってAI面接の役立ち方も変わると思うので、私たちがどれだけ使いこなせるかを探っていく必要があります。実際に運用して分かったことは、フィードバックしながら改善していきたいですね。
どのような状態になれば、導入成功と判断できそうですか
渡辺さま
具体的な数字はまだ見えていませんが、まずは休日の運用によって、全体の応募や次のステップへの機会がどれだけ増えるかを見たいです。
これまで日中に面接していた人が、便利だからと土日へ移っただけでは、私たちが期待している変化にはなりません。AIの導入によって、全体として次のステップへ進む機会が増えることが大事だと考えています。

渡辺さま、インタビューのご協力ありがとうございました。
※本記事は2026年9月現在のものです。