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【新卒のベンチャー企業就職はありか】大企業との違い、メリットデメリット

就活生の皆さん「ベンチャー企業に就職する」か「大企業や大手企業に就職する」か、どちらが自分にとって良いのだろうと悩みませんか?

安定を考えて「大企業や大手企業」に就職すべきか、自分の成長を考えて「ベンチャー企業」に就職すべきなのか。

自分にあった企業を選ぶことが重要であり、安定とチャレンジのどちらを優先すべきか。

何も知らないと誤った選択をして、後悔することもあります。

そこで今回は、「ベンチャー企業と大企業のなにが違うのか」について紹介します。

大手は安定しているけど、チャレンジできず年功序列で逆らえなさそう
ベンチャーはチャレンジできるけど、不安定で将来が怖い

こういったイメージが一般的ですが、イメージだけが先行してしまうと企業それぞれの素晴らしい部分を見分けられなくなってしまいます。

重要な判断材料になるポイントも含めて、ベンチャー企業と大企業の違いについて考えてみましょう。

 

大企業の定義とは

企業と聞くと漠然と「沢山人がいる大きい会社」というイメージがあると思います。

しかしながら一般的に大企業と大手企業には違いがあります。

大企業は従業員数が多い企業のことを指します。

また、大手企業の定義として従業員数は関係なく、「その業界でシェア上位を争う有名企業」のことを指します。

従業員数で呼び方が変わるのは「大企業」「中企業」「小企業」となり、厚生労働省では下記基準を設けています。

 

厚生労働省が定める企業規模の定義

※参考

大企業:常用労働者 1000人以上

中企業:常用労働者 100~999人

小企業:常用労働者 10~99人

 

今回は各業界の大企業に就職し、働く上でのメリットやデメリットを解説していきます。

 

大企業に就職するメリット

社会的信用度が高い

その業界を牽引する企業という側面から、倒産するリスクが低く社会的にも信頼を獲得しやすいメリットがあります。

 

待遇がよい

平均年収が高く、年間休日数が多く、福利厚生が充実しています。

 

・平均年収 

男性:215.9千円 女性:209.7千円 

※参考

 

・年間休日数

1000人以上の企業であれば平均年間休日数が115. 5日と、中小企業と比較して休日が多い傾向にあります。

※参考

 

・福利厚生

住宅手当や家賃補助、通勤費支給、育児介護休暇制度などの福利厚生が充実している事が多いです。

 

大規模な仕事に取り組める

数多くの企業と協力しながら大きなプロジェクトに関わる業務を行なうことがあります。

 

新卒で大企業に就職するデメリット

転勤が多い

多数の従業員を雇用している場合が多く、組織も大きいため営業所や事業所の数が多いです。

そのため全国転勤の可能性が高く、社内異動も頻繁に発生する可能性があるため自分の希望する業務に長く関わることが難しい場合がほとんどです。

 

裁量が無い場合がある

業務の裁量があるのは中堅からベテラン社員であることが多く、若手社員は裁量を持つまで時間がかかり、裁量の少ない仕事が多くなる傾向があります。

 

評価制度が曖昧

現在では、実力主義を取り入れている企業も多くあるが、伝統を重んじている社風が一般的なので年功序列が残っている企業も多く、どれだけ成果を残しても若いうちにはキャリアアップできない可能性があります。

そのため若手の昇給や役職に就くまで時間がかかります。

 

ベンチャー企業の定義とは

比較的規模が小さく、設立年数が浅く、従業員が少ない企業が多いです。

また、ベンチャー企業の中でも規模ごとにメガベンチャー、ミドルベンチャー、アーリーベンチャーという名称で分けられています。

 

ベンチャー企業も規模別呼称

メガベンチャー:1000人以上

ミドルベンチャー:101~1000人

アーリーベンチャー:100人以下

 

 

メガベンチャーには、サイバーエージェントやリクルート、メルカリなどの
大企業や大手企業とも言われるような有名企業も名を連ねています。

新卒就職活動をしている学生からみたベンチャー企業は
ミドルベンチャー、アーリーベンチャーではないでしょうか?
今回は、ミドルベンチャーとアーリーベンチャーを中心に見ていきます。

 

新卒でベンチャー企業に就職するメリット

スキルが身につきやすい

新卒でも早い段階で仕事が振られるため、「仕事がなくて暇」な状況はほとんどありません。

責任は大きいですが、個人として成長するチャンスは多くあります。

また、部署間異動を申請することにより多彩なスキルを身につけることが出来ます。

 

裁量権がある

大企業では上層部が決めたことに従い業務を進めるトップダウン形式の指揮系統が一般的ですが、ベンチャー企業の中にはボトムアップ形式で下からの意見を積極的に取り入れて意思決定を行う企業が多いため、大企業と比べ自身の裁量権が大きくなる傾向にあります。

 

経営者と意見交換ができる

ベンチャー企業の多くが中小規模の企業であることで、代表や経営陣との距離が近く風通しのいい社風の企業が多いため、経営者とコミュニケーションを取る機会が多い傾向にあります。

 

新卒でベンチャー企業に就職するデメリット

福利厚生が整っていない

社内環境の充実が進めにくいため、社宅や家賃補助などの福利厚生が整備されていないことが多いです。

 

研修制度が整っていない

新卒採用が初めてといったケースがあるため研修制度が整ってない、または一切ないといった企業もあります。

自ら動き、成長しようとする姿勢が必要です。

 

倒産のリスクがある

大手の企業に比べ、設立年数が浅いことがなによりもリスクが高いと思われます。

9割の企業が3年以内に倒産すると言われていますので将来を考えて、売上が上昇しているかどうかを自分で調べることが重要です。

 

大企業への就職に向いていない人とは?

大企業に向いている人と向いていない人がいます。

自分が向いていないかどうか確認してみましょう。

 

質問

◯ or ✕

将来に向けて独立・起業を考えている

 

飽き性である

 

過程より結果が大切だと思う

 

リスクを取ることに大きな抵抗がない

 

協調性が無い

 

仕事に対する向上心が高い

 

すぐに結婚したいと考えていない

 

人生において仕事の優先順位が高い

 

自分の頭で考えることが好き

 

親や親族からの評価、世間体を気にしない

 

残業に対する抵抗が少ない

 

 

 

上記の質問に対して、◯が多いほど大企業よりもベンチャー企業に向いています。

 

ベンチャー企業への就職を検討中の方へ(体験談)

私は、JetB株式会社と大手電気メーカー企業のどちらにも志願し、面接に進みました。

大企業での面接では、「大勢の中の一人」として見られ、個々の個性などは特段気にしていない様子でした。

一方、JetB株式会社での面接では、代表竹内から「フラットに話そう」と言われ、他社の面接では聞かれないような意外な質問もありました。

表面上の人材評価ではなく、個人々々が持っている特性を見極めて採用を行っていると感じました。

そういった話の中で、「自分らしく成長していきたい」と強く感じました。

 

JetB株式会社は大企業と比べて新卒の採用経験が少ないため、ビジネスマナー研修など「新人教育環境」については、あまり整った環境とは言えませんが、個性を大切にその人にあった能力の伸ばし方を教育出来る環境があります。

また、成長速度を周りとあわせる必要がなく切磋琢磨できる環境が自然に整っています。

さらに、べンチャー企業のデメリットである「残業が多く、プライベートな時間が少なくなる」ことがJetB株式会社では少なく、仕事終わりにご飯を食べに行くようなプライベートな時間を共有できる仲間も増えました。

当初は名前も知らないベンチャー企業にいきなり飛び込むというのは不安もありましたが、働きやすい環境もあって、新卒から3年間勤続した今でも「入社してよかった」と心から言える状況だと感じています。

大企業であろうと、ベンチャー企業であろうと「入ってみないとわからない」というのはあると思います。

働いてみたいと感じた会社に、規模などは関係なく飛び込んでみてはいかがでしょうか。


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