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A/Bテスト(ABテスト)とは?どんなことができるの?

A/Bテスト

A/Bテスト(ABテスト)とは?

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「A/Bテスト(ABテスト)」という言葉を聞いたことがありますか?Webマーケティングの手法として知られる言葉であり、サイトの質や成果を出す為に行います。

一度は耳にしたことがありながらも詳しい内容がイマイチわからないという方の為にA/Bテストの使い方や行うことでのメリットについて解説致しましょう。

 

A/Bテスト(ABテスト)とは?

「A/Bテスト(ABテスト)」は、自社で運営するWebサイトの向上を目指す為に取り入れることができる解析方法です。A/Bテストと言われる通り、二つのコンテンツや記事ページを比較しながらどのような点を改善すべきかを確認することができます

比較対象として、エンゲージメント率やCVRをチェックして、より良いサイト運営と成果を導き出すことができます。

 

A/Bテストのメリット・デメリットって?

A/Bテストを取り入れるメリット・デメリットについて詳しく解説致しましょう。

 

メリット

A/Bテストを取り入れるメリットとして最初に挙げられるのが、低コストで行うことができる解析方法ということです。小さな企業などは、サイトの改善やリニューアルに費用をかけることができないため、A/Bテストを取り入れることが多くあります。改善したい部分だけを行うことができるため、こまめに行うことができます。

 

デメリット

A/Bテストは、コストがかからない分時間がかかる場合がある解析方法と言われています。特に2000PVを下回るサイトは、訪れる人数が少ない分比較材料が集まりづらいため、気長に行う必要があります。A/Bテストを取り入れるには、ある程度のPV数を打ち出すサイトが望ましいと言えるでしょう。

 

A/Bテストは何が改善できるの?

A/Bテストは、どんなものを改善するのにおすすめな解析テストなのでしょうか。取り入れたい対象となるサイトや媒体をチェックしていきましょう。

 

広告

A/Bテストは、広告作りにおすすめな解析テストです。Web広告などは、最初の印象によって興味の有無が大きく変わってきます。キャッチーで人を惹きつけ開き広告作りに適しています。また、広告のバナー作りにもおすすめです。スクロールの途中で手を止めるかどうか一瞬で決めるため、バナーの重要性が試されます。

 

ライティングページ

広告と違って、ゆっくり読むのがライティングページです。しかしライティングページは、広告の一瞬の判断と違い、内容の良し悪しが決め手となるため、長期的な目でA/Bテストを行なっていくのもおすすめです。

 

A/Bテストを行う理由とは?

A/Bテストを行うには、そもそもどのような理由があるのでしょうか。A/Bテストを行うべき理由について紹介します。

 

CV(コンバージョン)獲得

「CV」で表示することができるコンバージョンは、目的を達成した確率のことを表します。ショッピングサイトであれば、売上につながり、メルマガを発信しているサイトであればメルマガの登録なも、それぞれのサイトによっても達成理由が異なります。

A/Bテストは、サイトごとのコンバージョンを獲得する為に行いたい解析テストです。

 

クリック率の向上

コンバージョンと合わせてチェックしたいのが、クリック率の向上です。クリック率の向上 は、必然的にコンバージョンにもつなげることができ、A/Bテストで成果を上げたい大事なポイントになります。クリック率を調べるには、クリックのデザインや色などを大きく変えて、比較してみると良いでしょう。

 

A/Bテストが出来る5つのこととは?

A/Bテストで行うことができる5つのポイントをチェックしていきましょう。

 

ファーストビュー

A/Bテストは、気にな部分だけをピックアップしてできる解析方法です。まずチェックしたいポイントが、サイトとユーザーのファーストタッチとも言える「ファーストビュー」です。ファーストビューは、サイトを開いた時の最初の画面である為、サイトでは上記部分がファーストビューになります。

ファーストビューが与える印象は、実はとても重要なポイントであり、サイトのリピーター率につながると言われています。スクロールをしたくなるページとそうでないページには、どんなの要素が隠れているかを確認することができます。

 

メインビジュアル

ファーストビューの後にユーザーの目が行くのが「メインビジュアル」です。サイトと要となる部分であり、重要度が高いことがわかります。色味やキャッチコピー、また心が動かせるものなど、サイトのコンセプトを伝えることができる為、サイトらしい特徴を出したい部分となります。

 

見出しやページタイトル

ファーストビューやメインビジュアルで、ユーザーの心を掴んだら、お次は、内容が分かる「見出しやページタイトル」をチェックしていきましょう。

見出しやページタイトルは、読みたくなる気持ちを掻き立てる内容であることが重要であり、SEO対策を含めて行っているところがほとんどです。SEO対策を行った見出しやページタイトルは、検索エンジンでも引っかかりやすくなり、外部サイトから飛んでくることもあります。

またスクロール中に目が止まるよう中のないのが一目でわかりは見出しやページタイトル付けが大切です。

 

アクションボタン

「CTA」と呼ばれるアクションボタンもチェックすべきポイントの一つです。アクションボタンは、ユーザーが「買いたい」「知りたい」などに加えて「押したい」という気持ちを掻き立てる必要があります。ボタン一つでも色味や形、目立ち具合など、些細な部分でも内容が同じなのにどこか違うという印象を与えることができます。

アクションボタンは、特にユーザー目線で物事をとらえる筆のがあります。

 

フォーム画面にも隠れたポイントが!

フォーム画面は、ユーザーが主に使用する部分となっています。表向きでは、確認できないポイントですが、実は、フォーム画面に力を入れるのも人気のサイトが行なっているポイントでもあります。

特に申し込み画面やメルマガの登録画面などは、その後のサイト運営に大きく関わってきます。

 

A/Bテストを行うための注意点って?

A/Bテストは、さまざまなポイントをチェックすることができると共に実施するにあたって注意しておきたいポイントもあります。

A/Bテストの実施前にチェックしておくべき注意点をご紹介致しましょう。

 

改善したいポイントを決める

A/Bテストは、漠然と行うのではなく必ず具体的な改善点を絞っておく必要があります。アクションボタンの変更なのか、ファーストビューを確認するのか、改善ポイントをしっかり定めておくようにすることが大切です。

 

問題点や仮説を立てる

A/Bテストは、具体的な改善点があった時だけでなく、一時的な改善案として使用することもできます。その場合には、問題点や仮説をあらかじめ立てておくことが大切になります。

 

曜日ごとのデータを取る

サイトへ訪問するユーザーは、曜日や時間帯などによっても大きく差が出ることがあります。土日の休みの時と平日の昼間とでは、パソコンやスマホを触る頻度が異なる為、同じデータを取ることができなくなります。

それぞれの曜日、もしくは平日と土日で分けるなどをするとより正確なデータを出しやすくなります

 

まとめ

A/Bテストは、ユーザーの動きや求めるものを確認することができると共にサイトの成果を上げやすくする解析テストです。コストを抑えながら行えるテストなので、改善したい部分を比較して、コンバージョン率の上がるサイトに仕上げましょう。