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【ボクシング】カウンターの打ち方と種類、威力の出るタイミング【名手の紹介】

カウンターとは

ボクシングやキックボクシングといった格闘技において、相手の繰り出すパンチに対して自分のパンチを合わせる技術のこと。

先に当てることにより通常の一発より強力なダメージを与えることができる、まさに一撃必殺のパンチ。

カウンターは強力な威力がある反面、格闘技初心者では当てること自体が難しく、本来回避や防御ができていたはずの攻撃に対して、自らも攻撃で反撃するという技そのものの性質上、失敗すると自分が大きなダメージを負うこととなります。

カウンターには種類がいくつかあるので、今回はその打ち方やタイミングを紹介していきます。

 

カウンターの種類

カウンターは狙えるタイミングが3種類あります。

 

クロスカウンター

相手の肩の動きや足の動きをよく見てある程度打ってくるパンチを予測しつつ、出てきた瞬間にダッキングなどで交わしてパンチを合わせていくカウンターがクロスカウンターと言います。

例えると野球のピッチャーが投げてきたボールに対してバットで振り抜いているようなもので、お互いの攻撃の勢いがそのままパンチの威力になるため、成功すれば大ダメージが期待できます。

 

打ち終わりへのカウンター

相手の打ってくるパンチをバックステップなどで、後ろに交わしながら相手の体が伸び切った状態で、パンチを合わせるカウンターです。

腰が入りにくいのでクロスカウンターと比較するとダメージ量は劣りますが、フラッシュダウンを奪いやすいのが特徴です。

相手の強打(オーソドックスであれば右ストレート、右フックなど)のタイミングさえ捉えれば、パンチの種類によらず一律バックステップから繰り出すことが可能なため汎用性のきくカウンターの種類となります。

 

ジャブに対するカウンター

初心者でもカウンターを狙える方法が、ジャブをパーリングで弾きつつジャブを打つというやり方です。

もちろんこちらもジャブなのでダメージとしては少ないですが、試合運びを優位に進めていくための基本的な動きとなります。

この3種類のカウンターを上手く使いつつ試合の組み立てを行うといいでしょう。

 

カウンターを狙うべきラウンド

相手の癖やタイミングを捉えきれていなければ、カウンターは成功しません。

試合前に分析ができていて、「このパンチにカウンターを合わせる!」という狙いが明確なのであれば、序盤のラウンドで狙ってもいいでしょう。

そうでない場合は1ラウンド目はジャブやスピード重視のワンツーなどで様子を見つつ、相手のパンチに目が慣れ、捉えることができたラウンドで狙っていくようにしましょう。

 

カウンターの名手

カウンターが単純に上手いということもありますが、カウンターを合わせやすい状況を作っていく事が非常に重要な試合運びと言えます。

個人的にカウンターが上手いと思う名手と言える選手もピックアップしてみましたので紹介します。

 

井上尚弥

22戦22勝19KO無敗

日本史上最高峰と呼ばれる選手。

常に相手をプレッシャーでコーナーに追い込み、打ってきたパンチに強烈なカウンターを合わせる選手。

非常に試合コントロールが上手く、すべての攻撃が強烈なので相手選手が苦し紛れに打ってきたパンチに上手くカウンターを合わせてKOするシーンも多いです。

直近ではジェイソン・モロニー戦のKOパンチ、ワン・ツー間に割り込んだ右ストレートが印象的なカウンターパンチです。

 

テレンスクロフォード

38戦38勝29KO無敗

ウェルター級という中重量級の選手でハンドスピードが非常に速い選手。

パンチの連打を行いつつカウンターを狙える高等技術を持っているので、相手選手からると何もできずに終わってしまうケースも少なくありません。

カウンターが上手すぎるため相手選手が打つパンチもある程度絞られてしまい、更にカウンターを狙わせやすくしてしまいKOするシーンが多いです。

カネロアルバレス

60戦57勝39KO1敗2引き分け

ディフェンス重視のスタイルではあるものの、前進することで上手くカウンターを狙っていける理想的なスタイルです。

ただしそもそものパンチが重いため、カウンターを警戒して手数を減らすとそのままKOで沈められてしまいます。

ノニトドネア

48戦42勝28KO6敗

元々、多少の被弾を覚悟で強力なカウンターを狙うスタイルでした。

近年では、すべての技術が向上し老獪なテクニックでコツコツパンチを当て、試合を優位に進めている印象が強いです。

井上尚弥選手が相手でも左フックを当てていました。

年齢が39歳とはいえまだまだ現役。

 

他にももちろんカウンターの上手い選手は数多くいますが、世界チャンピオンクラスの選手は特にカウンターを打つのが上手いためKO率も高いです。

相当ハードな練習と経験を積み重ねているといえるでしょう。

最後に

カウンターを狙っていくのは非常に難しいので、スパーリングで避ける練習や、何度もタイミングを合わせていく練習が必須になります。

カウンターでKOすると観客の皆さんも盛り上がるので、練習をしっかり行いスカッとするかっこいいパンチを打てるようになりたいですね!

 


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