実は別物!コピーライティングとセールスライティングの違い
「コピーライティング」は売り文句ではない!?
コンテンツ発信の柱となるのがウェブライティングです。
ウェブライティングには大きく分けて2種類あります。コピーライティングとセールスライティングです。
この2つは全く違うもので、使い方を誤ると思うような効果を得られません。
今回は2種類のWebライティングの違いを紹介したいと思います。
コピーライティングとセールスライティングの違い
コピーライティング⇒ブランディングが目的
「コピーライティング」という言葉には様々な解釈があり、セールスライティングをコピーライティングの一つとして位置づけている書籍やサイトも存在します。ここではブランディングを目的としたライティングを「コピーライティング」として説明したいと思います。
ここでいうコピーライティングは一般的にはキャッチコピーと呼ばれているものです。一文から数行の短い文章で端的に表現します。
コピーライティングは商品やサービスについて知名度を高めたり、良いイメージを与えたりすることが目的です。一目で注意を引くような、エッジのきいた表現が求められます。
一方でユーザーに直接購入を促すことはありません。商品について興味を持ってもらうことが主眼となります。
そのため、コピーライティングが単体で売上にどの程度影響を与えているのかは見えづらい面があります。
ウェブ上のコンテンツ発信ではタイトルや見出しタグでコピーライティングが効果的です。
コピーライティングのコツについてはこちらの記事で紹介しています。
>キャッチコピーには型がある、類型から考える効果的なキャッチコピーとは!?
セールスライティング⇒売ることが目的
一方でセールスライティングは購入してもらうために書かれた文章です。長文となることが多く、セールスレターと呼ばれることもあります。
この商品を購入するとどんなメリットがあるのか、メリットを実現できる理由、裏付け、信頼感、購入者の声など、ユーザーの心理を読んで商品の魅力を多角的に伝えていきます。
セールスライティングは直接購入を促すため、効果は売上の形で数字に表れます。「魅力的な商品だな」と思っても購入に繋がらなければ、セールスライティングとしては失敗です。
セールスライティングに必要な要素はコチラで紹介しています。
>デキる営業マンのセールストークに学ぶ!「売れる」WEBライティングの4大要素
ウェブにおけるセールスライティングで気をつけること
実店舗におけるセールスライティングは、営業トークをそのまま書き起こしたものと言って差し支えないと思います。しかしウェブ上のセールスライティングでは、売り込み臭さが感じられないよう注意する必要があります。ウェブを利用しているユーザーの多くは「情報」を求めています。単なる宣伝だと分かるとすぐに離れてしまう傾向が強いです。ウェブ上のセールスライティングではユーザーに役立つ情報を提供しながら、段階的に商品の魅力を伝えることが重要です。実店舗のセールスライティングならDM1通で済ませる内容を、ウェブでは情報発信と絡めながら何度かに分けて伝えるイメージです。
一見遠回りのように感じるかもしれませんが、ウェブは人や商品が目の前にあるわけではないため、まずは信頼感を醸成する必要があります。売りたいという意図を隠してハードルを下げることを心掛けましょう。
また、情報発信と合わせることで単に商品の宣伝をするだけでは伝わらない利点も見えてくる可能性があります。
2種類のライティングを使い分けることで訴求力のあるコンテンツを作る
2種類のウェブライティングの違いは次のようなものです。
・コピーライティングはブランディングが目的で、直接購入を目的としたものではない。
・セールスライティングは直接購入を促す。ただしウェブ媒体は露骨な宣伝が馴染まず、情報発信とセットで段階的に行うのが効果的である。
それぞれの特性を活かしてコンテンツを作成することで、コンバージョンを高めることが出来るはずです。
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