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ビッグキーワードとは?上位表示のコツと注意点

大きなアンティークキー

ビッグキーワードの概要と上位表示のコツと注意点について

この記事を読むための時間:5分

SEO対策を行う上で欠かせない「キーワード」。あなたはこのキーワードに種類があることを知っていますか?

実は、一口にキーワードと言っても、大きく分けて「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード」の3つがあり、それぞれ特性があります

今回はキーワードの中でも「ビッグキーワード」について、概要や上位を目指すポイントについて解説します。

ビッグキーワード(ビッグワード)とは?

ビッグキーワードとは検索ボリュームが多いキーワードのことです。多くの人が関心を持つ内容であり、例えば「ダイエット」「旅行」などが挙げられます。

ミドル、スモールキーワードとの違い

ビッグキーワードとその他のミドル、スモールキーワードとの違いは検索ボリュームです。検索する人が多いのがビッグキーワードで、検索する人が少ないのがスモールキーワード、その中間のボリュームがミドルキーワードです。

ビッグキーワードのメリット

莫大な集客数が望める

検索する人が多いビッグキーワードは、もしそのキーワードで検索上位を取ることができれば、莫大な集客数が望めます。

コンバージョンの増加が期待できる

サイトに訪れる人が多くなれば「サイトの成果(商品が売れる)=コンバージョン」につながりやすくなります。つまり、ビッグキーワードで上位を取ることができれば、必然的にコンバージョン率も上がるということです。

認知度が高まる

多くの人が検索するキーワードで検索上位を取ることができれば、その分認知度も高まります。

ビッグキーワードのデメリット

集客率やコンバージョン率、認知度が高まるビッグキーワードはメリットだらけのように思えますが、実はデメリットもあります。

強力な競合が多いため上位表示させるのは困難

ビッグキーワードは莫大な集客とコンバージョン率アップが期待できますが、その分多くの会社がビッグキーワードでの上位表示を狙います

そのため大企業など強力な競合が多く、それらに勝って自サイトを上位表示させるのは非常に困難と言えます。

時間・金銭的なコストが高くなりがち

強力な競合に勝つためには、競合より優れたコンテンツを作成する必要があるので、人件費がかかります。

また、仮に競合よりも優れたコンテンツが作成できたからといってすぐに上位に表示されるわけではありません。優れたコンテンツを作り、内部対策・外部対策など様々なSEO対策を行って始めて上位表示されるので、時間もかかります。

さらに人件費と時間をかけたからと言って、必ずしも1位が取れるとは限りません。トップサイトに長年の信頼や実績があり、こちらが新参だった場合、どう頑張っても1位が取れないこともあるのです。

そのため、資金にあまり余裕の無い会社や、そのジャンルに新しく参入した会社はがビッグキーワードで上位を取るのは困難と言えます。

ニーズが混合していてターゲットが絞りにくい

ビッグキーワードはユーザーニーズが混合しています。

例えば「ダイエット」というキーワード。このキーワードで調べるであろうユーザーを少し想定しただけでも、

  • 運動でのダイエットをしたい人
  • 食事制限でのダイエットをしたい人
  • ダイエットサプリを探している人
  • すぐにダイエットの効果を出したい人
  • 無理なくできるダイエット方法が知りたい人

これだけのユーザーが考えられます。そして、例えば運動でやせたい人に食事制限でのダイエットをおすすめしても、ユーザーは満足しませんよね。

このように、ビッグキーワードはユーザーニーズが混合しているので、ターゲットが絞りにくいデメリットがあるのです。

アクションを起こすユーザーは少ない

ビッグキーワードのメリットとして、コンバージョン率が上がることを説明しましたが、実は大きく上昇しない場合もあります。

なぜなら、先ほどの「ダイエット」の例を出しますが、仮にダイエットサプリの販売会社が「ダイエット」のキーワードで1位を取れたとしても、サプリではなく運動や食事制限で痩せたい人はサプリを購入する可能性が低いからです。

苦労して1位になっても、それに見合うだけのアクションを起こすユーザーが少なければ、これまでにかけたコストの方が高くついてしまい、結果としてマイナスとなってしまうこともあります

ビッグキーワードで上位表示を目指すためのポイント

デメリットも多いビッグキーワードですが、やはり「集客率アップ」や「コンバージョン率アップ」と言った大きなメリットは見逃せませんよね。

そこでここではビッグキーワードで上位表示を目指すためのポイントを解説します。

ビッグキーワードの関連キーワードも洗い出す

ビッグキーワードで上位を狙うとは言っても、デメリットで説明したようにビッグキーワードはユーザーニーズが分かれています。

そのため、ビッグキーワードに含まれるターゲットを全員獲得するために、ビッグキーワードに関連するキーワードも洗い出し、ターゲットを明確化させましょう。

関連キーワードの洗い出しにおすすめのツール

関連キーワードの洗い出しはキーワード選定ツールを使うのがおすすめです。いくつかあるツールの中でもおすすめのものをご紹介します。

  • キーワードプランナー
    Googleが提供している無料のツールです。入力したキーワードに関連性の高いワードを提案してくれます。
  • Ahrefs
    有料のツールですが、競合の調査などもできます。また、その他にアクセス数や被リンク数のチェックもできるので、SEO対策を行う上でぜひ使いたいツールです。

キーワードをディレクトリ構造に合わせて分類する

関連するキーワードを洗い出したら、次はそのキーワードをディレクトリ構造(段階構造)に合わせて分類しましょう。まずビッグキーワードを大きく分類してミドルキーワードにつなげ、さらにミドルキーワードを細分化したスモールキーワードにつなげるイメージです。

コンテンツ作りはスモールキーワードから始めた方が上位を狙いやすいので、分類化することで作業をスムーズに進めることができます

質を重視したコンテンツを作成する

キーワードを分類し終わったら、それぞれのキーワードで質を重視したコンテンツを作成しましょう。質の高いコンテンツを製作するためには、キーワードについて信頼性のある情報を調べ上げ、競合以上のクオリティになるように意識することが重要です。

内部リンクを設置する

各キーワードでコンテンツを作成したら、内部リンクを設置してコンテンツ同士をつなげましょう。

例えば、ビッグキーワードが「ダイエット」で、ミドルキーワードに「運動で痩せるダイエット方法」さらに「運動で痩せるダイエット方法」を細分化したスモールキーワードに「ジョギングダイエット法」「水泳ダイエット法」とあったとします。

この場合、ミドルキーワードのコンテンツに「ジョギングダイエット法」と「水泳ダイエット法」のコンテンツのリンクを貼るイメージです。

このように内部リンクによってコンテンツをつなげることで、検索エンジンのクローラーが巡回しやすくなり、SEO効果も出やすくなるのです。

まとめ

ビッグキーワードは多くのユーザーが検索するキーワードなので、競合に勝ち検索上位に立つのは非常に困難です。しかし、その反面、膨大な集客数やコンバージョン率アップなどの大きなメリットがあります

ビッグキーワードで上位に立つための施策は時間はかかりますが、コツコツと続けることで例え1位を獲得できなくても、上位に近付くことはできるでしょう。

そのため、最初から「どうせビッグキーワードで1位を取るなんて無理だ」と諦めず、小さなことからでも上位を狙って行きましょう。


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