シェアードメディア(Shared Media)とは?どんな種類があるの?
シェアードメディア(Shared Media)とは?
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WEBマーケティング用語である「シェアードメディア(Shared Media)」とは、どんなメディアであるかご存知ですか?
アーンドメディア・ペイドメディア・オウンドメディアと並ぶPESOと言われるメディア戦略の一つであり、製品やサービスを広めたい時に使えるメディアです。
では、このシェアードメディアとは、どのような意味を持ち、どんな広め方ができるメディアなのでしょうか。マーケティングで取り入れるべきメリットや活用方法などから、シェアードメディアについて詳しく解説致しましょう。
目次
シェアードメディア(Shared Media)とは?
「シェアードメディア(Shared Media)」とは、シェアすること、つまり「共有」を表すメディアです。製品やサービスを共有することが可能で、SNSなどのソーシャルメディアを利用して共有や拡散などができます。
SNSの機能にある「シェア」を利用したメディアであるため、製品やサービスを求めるニーズ届きやすいことでも知られています。また求めるニーズだけでなく、ユーザー同士が口コミなどで広めることも可能なため、広がり方が無限であるメディアとなっています。
シェアードメディアを含む「PESO」とは
シェアードメディアは、「PESO」と言われるシェアードメディア以外の3つのメディアで構成されるPOEMの次世代メディア含まれています。
従来のメディア戦略と言われるPOEMの頭文字である「ペイドメディア(Paid Media)」・「オウンドメディア(Owned Media)」・「アーンドメディア(Earned Media)」に加えた4つ目のメディアであり、このPESOは、4つを組み合わせたメディア戦略となっています。
4つそれぞれが独自のメディア戦略を行うことができるメディアとなっているため、4つを組み合わせることで、さまざまな角度からユーザーに製品やサービスを届けることができます。
その他のメディアとの違いって?
4つのメディアから構成させるPESOは、それぞれにどのような特徴があるのでしょうか。そして、シェアードメディアとどんな違いがあるのかを詳しく見ていきましょう。
アーンドメディア(Earned Media)との違いは?
PESOの1つであるアーンドメディアは、シェアードメディアと最も似ているメディアとなっています。従来のメディア戦略POEMの時代には、シェアードメディアの要素をアーンドメディアが担っていたこともあり、SNSを使って拡散するメディアでもあります。
PESOとして4つに分けることで、アーンドメディアは、口コミサイトやまとめサイトへの記載、さらにマスメディアへの取材等の役割を担い、報道でのファン獲得を行うメディアとして活用することができます。
一方でシェアードメディアは、POEMでアーンドメディアが担っていたSNSの分野に特化した拡散を行うメディアです。分けることで、さらに幅広く報道・拡散を行うことができるようになります。
ペイドメディア(Paid Media)との違いは?
広告費用を払って掲載依頼をするペイドメディア(Paid Media)は、シェアードメディアのようにSNSを利用することも可能です。
しかしこの2つのメディアの違いは、掲載に費用がかかるかどうかという点です。同じSNSを利用するにも費用がかかるかどうかを確認することをおすすめします。
オウンドメディア(Owned Media)との違いは?
オウンドメディア(Owned Media)は、ブログや自社のホームページを利用したメディアです。最近では、SNSのアカウントを持つホームページなどもあり、シェアードメディアを利用することもできます。
オウンドメディアとシェアードメディアは、使用するものが違うため、違いもはっきりしています。
シェアードメディアのメリットとは
4つのメディア戦略であるPESOは、メディアによっても使い方が大きく変わります。では、そんなシェアードメディアを使用するメリットについて解説します。
コストをかけずに拡散が可能
シェアードメディアの最大のメリットは、コストをかけずに拡散ができるということです。そのため、どの程度ユーザーが興味を占めるかを試験的に見ることもできます。ユーザーの反応を見ながら製品開発を行うことができるのもポイントです。
小規模事業も取り入れやすい
コストがかからないということは、スタートアップ企業などの小規模事業も取り入れやすいメディアです。資金がない場合などもシェアードメディアを取り入れることでうまく拡散することもできます。
シェアードメディアが活用できるメディア例と方法
共有可能なSNSは、さまざまな種類があります。それぞれの活用方法を踏まえてご紹介致しましょう。
Facebookは、世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)です。本名を登録するため、一人一つのアカウントを持つことができるサービスです。
Facebookには、シェアボタンというものがあり、本人と繋がりのあるユーザーに対して、シェアした内容を届けることができるシステムが搭載されています。シェア可能なものは、動画や写真、URLなどさまざまあります。
またビジネス用のページ作成も可能なため、お店でFacebookページを作ることも可能です。広告を貼り付けることも可能であるため、ペイドメディアとしても活用できます。
「Twitter」は、ショートメッセージをメインにしたSNSです。Facebook同様にシェアボタンから製品やサービスを共有することができます。
Facebookと同じく、動画や写真、URLの共有が可能となっており、気軽に拡散できるのもポイントです。しかし、ショートメッセージということもあり、記載できる文字数に限りがあるため、製品の説明を行うのには、適していません。
細かい製品やサービスの説明などを記載したURLを貼り付けるのもおすすめです。Facebookと同じく広告の貼り付けが可能です。
「Instagram」は、写真やショート動画をメインとしたSNSです。写真を前面に添付できるため、製品紹介に適したSNSでもあります。
またトレンドを掴んだSNSであるため、拡散力が高いことでも知られています。広告の貼り付けが可能であると共にライブ配信を行うことが可能であるため、ライブ配信をしながら製品やサービスの説明を行うことができます。
ライブ配信中は、ユーザーのコメントを利用して、コミュニケーションを取ることも可能です。無料の宣伝として、うまく活用することもできます。
Youtube
「Youtube」は、動画をメインとしたSNSです。Youtubeは、ページを持つことで、製品やサービスを存分に紹介することができます。製品などの説明はもちろんのこと、使い心地や機能性など、伝えたいことが伝えやすいのもポイントとなっています。
動画中に広告を入れることも可能で、広告の貼り付けには、Youtubeが決めた基準をクリアしたYouTuberのみとなっているため、登録者数の多いYoutubeに貼り付けが可能です。シェアードメディアだけでなく、ペイドメディアの要素も大きいのがポイントです。
TikTok
中国発のSNSです。15秒という短い時間の動画サイトであり、若者を中心に広がりを見せています。
動画は、音楽に合わせてさまざまな動きをすることで知られていますが、TikTokで出演しているユーザーの使用している製品が爆発的に売れるなど、Instagramと似た広がり方をします。
InstagramやTikTokなどは、芸能人のようにユーザーへのファンが付きやすいため、インフルエンサーを起用した広げる方も一つの手段となっています。
まとめ
シェアードメディアは、小規模な企業でも気軽に行えるメディア戦略です。スタートアップ企業など、事業を始めたばかりの企業にもおすすめです。製品やサービスを広めたい時は、是非活用してみることをおすすめします。
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