WordPress(ワードプレス)とは?メリットやデメリットもご紹介
WordPress(ワードプレス)とは?
この記事を読むための時間:5分
WordPressがブログを作るサービスだと知っていても、他の無料ブログサービスと何が違うのか分からない、という方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、WordPressの特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。また、実際に導入する場合に必要なことも解説していますので、利用を検討している方は参考にしてみてください。
WordPressとは
WordPress(ワードプレス)は、CMS(コンテンツマネジメントシステム)のひとつで、WEBの専門知識がない人でも、簡単にWEBサイトが制作できるシステムです。
プログラムのソースコード(プログラムを動かすための文字列)が無償で提供されていて、商用・個人問わず、誰でも利用可能です。
世界のWEBサイトの38%がこのシステムを使って作られています。
WordPressでできること
ワードプレスを使うと一体どんなことができるのか、基本機能の一部を確認してみましょう。
記事の執筆
文字の色合いやレイアウトが整った記事を執筆するためには、HTMLやCSS等の専門的な言語が必要です。しかしこのシステムを使えば、専門知識がなくても簡単に見栄えのいい記事を書くことができます。
画像の挿入
記事の中で、配置したい場所に好きな画像を挿入することができます。
コメントの管理
記事に寄せられたコメントを承認したり、削除したりといった管理ができます。
ユーザー権限の管理
それぞれのユーザーに対して権限を与えることができます。
複数人でサイトを運営する際や、大規模なサイトを運営する際にも、役割に応じて権限を設定することでスムーズなサイト運営が可能になります。
- 管理者:サイト内の全ての操作が可能です
- 編集者:コメントやリンクの管理、既存の記事の編集等、コンテンツに関する全ての操作が可能です
- 投稿者:記事の投稿・編集・公開が可能です
- 寄稿者:記事の下書き・編集のみ可能です
他のブログサービスとの違い
「はてなブログ」や「アメーバブログ」など、無料で簡単にブログサイトを運営できるサービスは他にも存在します。
では、ワードプレスと無料ブログサービスにはどんな違いがあるのでしょうか?
突然アカウントが停止されるリスクが少ない
無料ブログでは、運営元の利用規約に違反するとアカウント停止などのペナルティを受ける可能性があります。
商用利用ができる
ワードプレスは商業目的での利用が可能ですが、無料のブログサービスでは禁止されているところもあります。
広告が表示されない
無料ブログは広告が入ってしまうものがほとんどですが、ワードプレスは広告が表示されません。
レンタルサーバー、独自ドメインが必要
詳しくは、このあとで解説していきます。
WordPressを利用するメリット
無料で使える
他のCMSの中には費用がかかるものが多くありますが、ワードプレスは無料で利用できます。
実際に利用するには別途レンタルサーバーやドメインを用意する必要がありますが、その場合でも月額1000円~2000円ほどの安価で利用可能です。
WEBの知識がない人でも簡単に記事が書ける
HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、文字の大きさや色合い、レイアウトなどが整った美しい記事を執筆することができます。
また、記事に合わせて簡単に画像を配置することもできます。
豊富なデザインを利用できる
テーマと呼ばれる豊富なテンプレートが用意されています。
テーマを使うことで、簡単にお洒落なデザインのサイトにすることができます。
機能を追加できる
豊富なプラグイン(機能を拡張するソフトウェア)が用意されています。
プラグインによって、足りない機能の補完ができるだけでなく、さらに便利に使えるよう機能をアップデートすることもできます。
しかし、中には日本語非対応のものや、組み合わせによっては不具合を起こしてしまうようなものも存在します。利用の際には、念のため事前にバックアップを取っておくようにしましょう。
情報量が多い
ワードプレスは日本でも広く利用されているため、他のCMSに比べて参考になる情報が見つけやすいです。
例えば、オススメのプラグインを知りたい場合や、お洒落なテーマを知りたい場合なども、検索すればたくさんの情報が入手できます。
SEO対策ができる
内部構造が整っているため、検索エンジンに好かれやすく上位表示されやすいという特徴があります。
また、SEO強化用のプラグインも豊富に用意されているため、あわせて利用するとさらに効果的です。
WordPressを利用するデメリット
では、反対にデメリットはあるのでしょうか?
表示速度が遅い
ワードプレスは、アクセスするたびにプログラムが動いてWEBページを表示させる仕組みになっています。そのため、HTMLだけで作られたサイトに比べて、表示速度が遅いというデメリットがあります。
表示速度を上げるには、ブログ内の画像を圧縮して容量を小さくしたり、不要なプラグインを削除して動作を軽くするといった対策をとる必要があります。
カスタマイズには高度なスキルが必要
「サイトのデザインを大きく変えたい」「ゼロから作り込みたい」という場合は、高度なプログラミングのスキルが必要になります。
逆に言えば、プログラミングの知識さえあれば、どこまでも自由なカスタマイズは可能ですが、そうでない場合は大規模なカスタマイズは困難です。
困ったときにサポートが受けられない
有償のCMSと違い、ベンダーによるサポートがありません。そのため、何かトラブルが発生した場合も、自力で解決しなければなりません。
しかし、ワードプレスを使っているユーザーが多い分、ネットで検索すれば解決法が記載されているサイトにたどり着ける場合が多いです。
セキュリティ対策が必須
インターネット上でコンテンツを更新していくCMSは、不正アクセスの被害を受ける可能性が高くなります。特にワードプレスは世界中でもたくさんの人に使われているため、特に狙われやすくなっています。
そのため、セキュリティ強化用のプラグインを利用するなどの対策が必須です。
WordPressでのサイト運営に必要なもの
ワードプレスを利用するためにはレンタルサーバー と独自ドメインを用意する必要があります。
レンタルサーバーは「土地」、ドメインは「住所」、ワードプレスは「家」に例えるとわかりやすいです。まず、土地(レンタルサーバー)を借り、そこに住所(ドメイン)を設定し、最後に家(ワードプレス)を建てるイメージです。
以下で詳しく解説していきます。
レンタルサーバー
一口にレンタルサーバー といっても、無料のものから高額なものまで様々あります。
レンタルサーバーを選ぶポイントとしては「Apache」と「MYSQ」が使えるものを選ぶということです。この二つが使えないサーバーではワードプレスを利用することができません。
独自ドメイン
ドメインはWEBサイトのURLの一部にもなっています。オリジナルの文字列を設定できますが、住所と同じで全く同じものは使えません。
実はレンタルサーバーを契約すると、独自ドメインとは違う、初期ドメインが付与されます。初期ドメインを使ってサイト運営をしても問題ありませんが、もしそのレンタルサーバーを解約すると使えなくなってしまうため、独自ドメインを取得した方が安心です。
WordPressで作られたサイト
ワードプレスは大手企業のサイトでも広く使われています。実際にワードプレスを使って作られているサイトを見てみましょう。
まとめ
ワードプレスを使うと、WEBの知識がなくても簡単にオシャレなサイトを作ることができます。世界中にユーザーがいて、日本でも個人のWEBサイトから大手企業のサイトまで幅広く利用されています。
不正アクセスの脅威や、サポートが手薄といった不安もありますが、きちんと対策を取っていれば安心して利用できるでしょう。
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