疲れ、コリを和らげるツボを大公開!《デスクワーカー必見》
デスクで「押せる」ツボを紹介します!
年末が近づき、仕事が忙しくなってきている方も多いのではないでしょうか?
年末年始がお休みなのは嬉しいものの、そのために前倒しで業務を進めなければならなかったり、忘年会が続いたりで、何かと疲れがたまる季節です。
新年を気持ちよく迎えるために、疲れやコリはせめて緩和、できれば解消しておきたいものですよね。
そこで、今回はツボを不調の部位に合わせて紹介していきたいと思います。
目次
肩がラクになるツボ
人の頭は重いです。頭を使っている方であればあるほど肩がこる、というのは冗談ですが、筋肉の疲れや血行不良などが肩こりを引き起こすと言われています。慢性化するとマッサージに行っても改善が見られないことも。早めの対策が必要です。
それでは肩こりのツボを紹介しましょう。
『肩こり解消情報センター 湿布・ツボマッサージ・ストレッチで治す!』
①百会(ひゃくえ)・・・頭の頂点、少し指で押すとヘコみを感じる所。全身の様々な症状に対して有効で、自律神経の働きを整え、血管の機能を正常化させる。
②天柱(天柱)★・・・推奨する最高のツボ。後頭部の生え際付近、太い首の骨の外側の位置。こちらも万能のツボで、頭痛・肩こり・眼精疲労・肉体疲労・精神疲労と、ありとあらゆる疲労にも有効。
③肩井(けんせい)・・・肩の中央部分。骨の隙間に指をねじ込めるような位置。恐らく肩こりの方でもココに直接違和感がある、痛みがある、という方はあまり居ないと思われるが、刺激すると周囲もろともほぐれる感覚が得れる筈。肩こり全般に効くツボ。
ポイントは「痛みや違和感の出ている箇所を直接押すわけではない事」だそうです。
『ストレッチポール(R)公式ブログ』
http://stretchpole-blog.com/acupressure-points-to-treat-stiff-shoulder-and-neck-10647
頭部はもっともツボが集中している部位です。ご紹介する7つのツボすべてを刺激することで肩こり首こりはもちろん、頭痛やそこから引き起こされる首の痛みにも効果的です。
・眉衝(びしょう) マユ頭からまっすぐ頭の方に指をたどり、前髪の生え際の少し(5mmくらい)上です。
・曲差(きょくさ) マユ頭と黒目の中間点からまっすぐ頭の方に指をたどり、前髪の生え際の少し(5mmくらい)上です。
・五処(ごしょ) 曲差の後1.5cm、頭の中心線の外4.5cmほどの位置です。
・承光(しょうこう) 前髪の生え際から8cm、頭の中心線の外4.5cmほどの位置です。
・通天(つうてん) 承光の後4.5cmほどの位置です。
・絡却(らっきゃく) 通天の後4.5cmほどの位置です。
・玉枕 (ぎょくちん) 枕が当たる位置です。両目から後頭部へ水平にラインを引いたイメージで指を滑らせます。そのまま後頭部を触るとゆるやかな盛り上がりがあり、その上辺がやや凹んでおり、その中心部から左右親指2本分ほど外側の場所です。
『美容健康 ツボ道場×邱淑恵』
http://www.tubodojo.com/ashimomi/katakori.htm
隠白(いんぱく)
親指の爪の際にある隠白は、肩こり解消に絶大の効果を発揮するツボです。この部分を刺激すれば、内臓を強くする効果がありますので肩こりだけでなく、様々な病気の予防にも効果がありますので、どんどん揉んでくださいね。肩(かた)
人差し指の付け根の下から小指の方向に、首から肩に効くツボが並んでいます。この部分を刺激すると、首から肩への血液の流れがスムーズになり、肩のこりが徐々にほぐれていくのが実感できるはずです。効果的な揉み方は、人差し指の方から小指側へ向かってよく押し揉むことです。
腰がラクになるツボ
身体の要となる「腰」。デスクワーカーにとっては肩と並んで疲れを感じやすい箇所ではないでしょうか。
あらゆる動作に関係するので、結構辛いですよね。
それではツボをご紹介します。
『看護roo』
https://www.kango-roo.com/sn/a/view/381
崑崙(こんろん)
【ツボの位置と押し方】
外くるぶしの頂点からアキレス腱のほうに進み、アキレス腱とぶつかるところが崑崙です。
親指以外の指で足首をつかみながら、親指の先で崑崙をやさしく刺激しましょう。2~3秒押して離す刺激を3~5分繰り返します。
腰痛がある人は崑崙周辺が腫れていることがあるので、痛みを感じる手前の強さで刺激しましょう。
初期の腰痛や症状が比較的軽いケースにおすすめです。
照海(しょうかい)
【ツボの位置と押し方】
内くるぶしの突起から真下に、親指の幅だけ下がったところが照海です。
ここに親指の先を当て、3~5秒押してゆっくりと離します。これを3~5分間繰り返してください。
腎経のツボを刺激して流れをよくし、生命力を高めることで痛みを改善します。
慢性化した腰痛にはこちらのツボが良いようです。
出典:『サワイ健康推進課』
腰腿点(ようたいてん)
手の甲にある二つのツボを1日2~3回、1~2分ずつ刺激することで、腰痛がみるみる軽くなります。場所
手の甲の人さし指と中指、小指と薬指の骨の分かれ目のそれぞれ中央。押し方
「腰腿点」に親指と人さし指をあて、親指と人さし指で手の甲をはさむように押しもみます。また、ツマ楊枝の先で刺激するのも効果的です。
腎兪(じんゆ)・志室(ししつ)・命門(めいもん)
腰にある腰痛の特効ツボ。さらに「腎兪」と「志室」は腎臓機能を活性化し、「命門」は体力アップに役立ちます。場所
「命門」はおへその真後ろ。「腎兪」は命門から左右へ指2本分離れたところ。「志室」は「命門」から左右へ指4本分離れたところ。押し方
親指を「腎兪」にあて、30回程度軽く押しもみます。「志室」も同様に。足を肩幅に開いて立ち、腰を大きくゆっくり回しながら押すとさらに効果的です。
「命門」は、女性は右手を下に、男性は左手を下にして中指の先を重ねてあて、30回程度軽く押しもみます。
『ぶっちゃけ鍼灸師の人に教えたくなる話』
http://k-kori.com/tubo/186.html
【合陽(ごうよう)】
【承筋(しょうきん)】
【承山(しょうざん)】
といいます。
すべて、ふくらはぎの2等分線上(縦線の真ん中)にあります。
ツボの場所についてですが、おおざっぱで大丈夫です。
おおざっぱでも、腰痛に十分に効果があります!
これらのツボは腰痛のみならず便秘やこむら返りでお困りの方にもおすすめです。
胃腸がラクになるツボ
忘年会、クリスマス、年末年始と不規則な食生活が続くと胃腸が疲れてしまいますよね。
女性の方はむくみも心配なところです。
胃腸が疲れているなーという時にはこんなツボがあります。
『ツボ押しで不調を解消!|養命酒製造株式会社』
http://www.yomeishu.co.jp/icho_fucho/tsubo/
中脘(ちゅうかん)
みぞおちとおへその真ん中にある。内臓機能全般の動きを活発にし、全身を強化する。天枢(てんすう)
おへそから指3本分外側にある。消化器系の不調に良い。関元(かんげん)
おへそから指4本分下にある。お腹の冷えとりや便秘によい。
合谷(ごうこく)
手の甲の親指と人さし指のつけ根の間。親指と人さし指で挟むように押す。口内炎、肩こり、頭痛など幅広い症状に有効な万能ツボ。労宮(ろうきゅう)
手のひら中央のくぼみ。食欲不振や吐き気に効果的。太淵(たいえん)
親指のつけ根にある骨の出っ張りの下。ゲップが気になる時に有効。大陵(だいりょう)
手首の横じわの中央部。消化機能の不調を緩和する。内関(ないかん)
手首内側の横じわの中央から、指3本分ひじ寄り。胃のむかつきを和らげ、心をリラックスさせる。ストレスによる胃の痛みにも効果的。
梁丘(りゅうきょう)
ひざの皿の外側にある骨の出っ張りから指3本分上のくぼみ。腸の働きを正常にする。下痢気味の時に効果的。足三里(あしさんり)
ひざのお皿の下の外側のくぼみから指4本分下にある。消化器系の不調や未病の改善によい。
番外編:冷え性がラクになるツボ
疲れ、コリとは少し違いますが、これからの季節冷え性に悩んでいらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
冷え性の有名なツボはだいたい脚、足に集中しているため、デスクでは押しづらいと思います。今回はデスクで押せよう手、腕にあるツボを紹介します。
『寒い冬の過ごし方』
命門(めいもん)
小指の第二関節の中央にあります。ここを反対側の親指で押しながらもんでみましょう。
陽池(ようち)
手を腕の方に軽くそらせてみてください。そうすると、手首と手の甲の境目にしわが寄りますが、そのしわの中央あたりが軽くくぼんでいるはずです。このくぼみが、陽池です。
月経異常など、冷えからくる婦人病の症状を軽減してくれるツボで、特に女性におすすめです。男性でも、このツボを刺激することで血流が促進されます。ここを反対側の親指で軽く押しましょう。
『寒さ対策100選』
http://cold.must-reading.info/main/tsubo.html
親指の付け根の内側に虎口、そして人差し指から小指までのそれぞれの指の間の付け根に指間穴というツボがあります。これらのツボの刺激の仕方は、単に指で押しこむよりも、親指と人差し指を使い、ツボをつまんで挟み込みます。
そして少し力を入れて外側に向けて引っ張って指を離します。
これを10回1セットで行い、そして反対側の手も同じようにツボを刺激しましょう。
腕をぐっと曲げるとできる皺の先端ないし延長線上にあるツボです。少海と呼ばれています。
このツボは強く押すと手先にかけてしびれが来てしまいます。親指を使って、ほどよく加減してしびれるちょっと手前くらいの力で揉み押しましょう。
左右の肘、それぞれ5回ずつを1セットこなします。
ツボ押しで気をつけなければならないこと
以下の状態、症状の方はツボ押しを控えましょう。
・食後すぐの方
・妊娠している方
・酔っ払っている方
・発熱中の方、著しく体調が悪い方
当てはまらない方でも長時間同じツボを押したり、強く押しすぎたりすると体調を崩してしまう恐れがありますので、気をつけましょう。
また症状がひどいようであれば病院にかかることをおすすめします。
自分に合ったツボを見つけることが大切
今回は身体の疲れを和らげるツボをご紹介しました。
ツボには合う、合わないがあります。試してみて、自分に合うツボを見つけましょう。
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