JetB株式会社

Googleマップとは?機能や活用法を解説

Googleマップ画面を表示したスマホ

Googleマップの機能や活用法について

この記事を読むための時間:5分

店舗情報を調べたり、目的地までのナビゲートを表示したりと便利な機能が多いGoogleマップ。あなたも一度は使ったことがあるのではないでしょうか?

Googleマップには実に様々な機能がありますが、全ての機能を使いこなしている人はあまり多くありません。
そこで今回はGoogleマップについて、基本の操作方法や意外な応用の活用法を紹介します。

この記事を読めば、もっと便利にGoogleマップを使いこなすことができますよ。

Google Mapとは

Google Map(グーグルマップ、以下Googleマップと表記)は、Googleが提供する地図サービスであり、地域情報を検索することも可能です。

人工衛星や現地調査からのデータを利用した地理情報システム(GIS)分野のソフト・サービスであり、さらにその中のWebGISにあたります。2005年にサービス開始となり、日本はゼンリンが地図データの提供をしました。

最近では地域密着型の集客効果が期待できるMEO対策において、Googleマップは非常に重要な役割を担っています。

Googleマップにできること

Googleマップはただ地図を表示するだけではありません。その他にどのようなことができるのか見てみましょう。

1.リアルタイムの交通情報を知る

リアルタイムでの交通状況を表示させることが可能です。また、その情報を元に、例えば渋滞している道は避けて通るようにするなど、最良のルートを表示します。

2.目的地までのナビゲート

目的地を登録することで、経路を案内します。案内は一歩進んだ状態で行うので、曲がる方向などを事前に知ることができます

3.店舗の口コミを見る

店舗やその場所寄せられた口コミを見ることができるので、事前にどのような雰囲気かを予測することが可能です。

口コミを追加することも可能

口コミは見るだけでなく、実際に自分が訪れて思ったことを追加することも可能です。

4.建物の内部を見る

ストリートビューやインドアマップ機能を使うことで、建物の内部や雰囲気も確認することが可能です。

5.宇宙の様子を見る

衛星による写真データを利用しているGoogleマップでは、宇宙の様子も見ることができます。

6.世界中の都市情報を見る

世界の都市情報や大自然の景観を上空からの視点で確認することができるので、人の足では到達できないような地域の景色を見ることができます。

美術館の内部などの観覧も可能

ストリートビューやインドアマップ機能は世界の建物でも使用できるので、有名な建築物の内部も観覧可能です。

7.自分だけの地図を作る

マイマップ機能でお気に入りの場所や思い出の場所を登録すれば、自分だけの地図を作成することができますよ。

8.連絡先の住所を検索

連絡先からのアクセスを許可することで、連絡先の住所や登録地をマップで検索することができます。

Googleマップの使い方:基本編

まずはGoogleマップの基本的な操作方法を解説します。

地図の移動

地図の移動は画面をスワイプさせて行います。

現在地へ戻る

移動した場所から現在地へ戻りたいときは、画面左下にある銃の照準のようなマークである現在地ボタンをタップします。

現在地ボタンで3D表示も可能

現在地にいる状態で現在地ボタンを再度タップすると、地図を3D表示にすることが可能です。3D表示にすることで、建物の高さが確認できます。

拡大・縮小

地域の詳細を見たいときや、広範囲の移動をするときは画面を拡大・縮小させると便利です。2本の指で画面をタッチ(ピンチイン)し、そのまま指を広げると拡大、閉じるようにすると縮小します。

片手で拡大・縮小を行いたい場合は画面をダブルタップし、そのまま指を上下にスライドさせれば拡大・縮小させることが可能です。

地図の種類の切り替え

画面右上にある四角が2つ重なったようなボタンをタップすると、航空写真や地形図など、地図の種類を変更できます。航空写真では建物の外観やその場所のより詳しい状況などを確認できます。

地図の詳細表示の変更も可能

地図の種類の選択画面の下に表示される地図の詳細を変更すると、路線図や交通状況を表示させることができます。

スポット・経路検索

画面上部の「ここで検索」という部分をタップし、調べたいスポット名を入れることで、場所を調べることができます。

また、目的地のスポットをタップして選択した状態で、左下の「経路」を選択することで「徒歩」「電車」「自動車」「タクシー」での経路とおおよその必要時間が分かります。

周辺の主なスポット検索

具体的なスポット名ではなく、例えば周辺のコンビニやファミレス、ATMやガソリンスタンドなど、主なスポットを検索したい場合はメイン画面下部にある「周辺のスポット」をタップしましょう。

車での移動ルート・交通量調査

「周辺のスポット」の横にある「車」ボタンでは、周囲のリアルタイムでの交通量を調べられます。また、最近検索したスポットへのルート案内も可能です。

最寄りの公共交通機関の検索

「車」ボタンのさらに横の「公共交通機関」のボタンは、最寄りの公共交通機関の駅の場所やそこまでのルート、時刻表をチェックすることができます。

Googleマップの使い方:応用編

ここからは、知っているとさらに便利にGoogleマップを使いこなせるようになる応用の使い方を解説します。

ガイダンスの音量と再生場所の調節

検索バーにある三本線から「設定」、「ナビの設定」を開くと、ナビの音声レベルやBluetooth経由で再生するかどうか、通話中もナビを再生するかどうかなど、ガイダンス音声の詳細を調節することができます。

パソコンから調べたルートを送る

パソコンで調べた地図情報をそのままスマホに移したい場合、パソコンとスマホの両方が同じGoogleアカウントにログインしていれば可能です。

方法としては、まずパソコンで目的地とルートを検索します。そして検索結果の冒頭にある「ルートをモバイル端末に送信」をクリックすればOKです。

ストリートビュー

その地域の詳細を見たい場合にストリートビューが役立ちます。ストリートビューとは、パノラマ写真を使った技術で、その場所に立って周りを見渡しているようなリアルな景色を見ることができます

ストリートビューの起動方法は、見たい地域を長押ししてピンを表示させ、画面左下に出る小さなサムネイル写真をタップします。

インドアマップ

インドアマップとは、その名の通り建物の内部のマップを見ることができる機能です。例えば空港やショッピングセンター、駅の構内など、迷いがちな広大な建物の中の様子を知ることができます。

使い方は目的の建物をズームしていくだけ。ズームしていくと左側に階層のボタンが表示されるので、見たい階層をタップすれば、その階のマップが確認できます。

マイプレイス登録

メニューから開くことができるマイプレイスに自宅や職場を登録しておくと、自宅や職場に戻る際に簡単にナビ設定ができます

また、お気に入りの場所や行ってみて楽しかった場所なども登録することができるので、行きつけのお店や思い出を保存することも可能です。保存方法はその場所の詳細にある「保存」をタップすればOKです。

また、保存した場所は友達に共有することもできるので、お気に入りのお店を教えたい時にも便利ですね。

移動履歴を見る

設定からマップの履歴を確認することもできます。一度行ったことがあるけれど、ルートを忘れてしまった場合などに活用できます。

現在地の共有

人と待ち合わせをしているとき、なかなか出会えずに「今どこ?!」と言い合ったことはありませんか?そんなときに役立つのが現在地の共有です。

メニューから現在地の共有をタップすると、LINEやメールで自身の現在地を相手に送ることができます。この機能を使うには、お互いが位置情報を「常に許可する」に設定しておくことを忘れずに。

オフラインマップ

Googleマップは開けばすぐに地図検索ができる便利なツールですが、通信速度やデータの使用量に制限がある海外では使用が不安ですよね。そのため、海外に赴く際は、オフラインマップをダウンロードしておくことをおすすめします。

オフラインマップの使用方法は以下の通りです。

  1. ダウンロードしたい地域の詳細を表示させ、右上の「…」をタップ
  2. 「オフラインマップをダウンロード」をタップ

これでダウンロードした地域でGoogleマップを表示させれば、オフラインでマップを利用できます

複数の目的地の登録

例えば駅から観光地へ向かう間に、お昼休憩をとるなど、目的地までの間にも立ち寄りたい場所がある場合は、複数の目的地をルート案内に登録すると便利ですよ。

まず、最終目的地を検索しナビに登録します。右上の縦に並んだ3つの点をタップし「経由地を追加」タップします。すると経由地を入力する欄が追加されます。経由地は最大9つまで追加可能です。

駐車位置を登録

駐車位置を登録すれば、慣れない場所で駐車した際にも迷わず駐車場へ戻ることができます

登録方法は、車を止めた場所でGoogleマップを開き、現在地を示す青い丸をタップし「駐車場所として設定」をタップすれば完了です。

まとめ

Googleマップは基本的な使い方に加え、マイプレイスや駐車場所登録、インドアマップなどの様々な機能を追加して使うことでより便利になります

ぜひ、今回の記事を参考にGoogleマップをもっと便利に使ってみてくださいね。


関連記事Related article