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プログラミング言語とは?特徴と習得しやすいプログラミング言語について

プログラミング言語

 

プログラミング言語とは?

 

この記事を読むための時間:5分

 

「プログラミング言語」とは一体何でしょうか?

プログラミング言語は、使用する言語によってその特徴や、制作できるサービスやアプリもさまざまです。

本来、作りたいサービスやアプリ、目的によって学ぶべきプログラミング言語を選ぶべきですが、中にはかなり難しいプログラミング言語もあるため、まずは簡単に習得できるプログラミング言語を見つけることが重要です。

そこで本記事では、一般的に使われているプログラミング言語の特徴を知り、初心者でも習得しやすいプログラミング言語を紹介します。

ぜひ、初めて学ぶプログラミング言語を選ぶときに役立てください。

 

プログラミング言語とは?

プログラミング言語(英:Programming Language)とは、コンピューターに指示を与える時に使う言語です。

わかりやすく説明すると、普段私たちが使っている言語(日本語や英語など)はコンピューターは理解できません。

そのため、コンピュータが理解できる言語を使い、コンピュータに指示を与えることが必要になってきます。

つまり、私たちが海外の方と話せるようになるためには、その国の言葉を学習するように、コンピューターに自分の意図を伝えるには、コンピューターが理解できる「プログラミング言語」が必要になるということです。

 

プログラミング言語の種類は?

現在、Wikipedia(ウィキペディア)に記載されているだけでも、約300種類以上のプログラミング言語がありますが、世界中を探すともっとたくさんのプログラミング言語があると言われています。

ただ、一般的によく使われるプログラミング言語はある程度決まっており、多くの企業が採用しているプログラミング言語もそこまで違いはありません。

 

一般的によく使われるプログラミング言語はこちら

  • Java
  • PTP
  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • C#
  • Rudy
  • Python

 

世界的によく使われているプログラミング言語はこちら

an indicator of the popularity of programming languages
引用元:TIOBE

 

プログラミング言語の3つの特徴と違い

それでは、次にプログラミング言語の特徴と違いについて説明します。

以下の3つに特徴と違いをまとめましたので、それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

  1. 言語によってできることが変わる
  2. 言語によって習得する難易度が異なる
  3. 言語によって将来性が違う

 

① できることが変わる

まず最初に、使う言語によってできることが変わります。

もちろん、目的によってはどの言語を使っても、作れるものがあまり変わらないこともありますが、たとえば「ウェブサイトを作りたい!」「ロボットを動かしたい!」という目的では、使う言語が全く異なります。

なので、学習するプログラミング言語を決める時は、まず「何をしたいのか?」という目的を明確にすることが重要です。

 

② 難易度が異なる

2つ目は、選ぶ言語よって学習の難易度に差があります。

初めての方にも学びやすいプログラミング言語もありますが、独学ではなかなか習得しにくい言語や、特定の業種の人にしか理解できない難易度の高い言語も多くあります。

目的に合わせるのはもちろん大切ですが、「難易度の高さ」も考慮して、学習する言語を選ぶのも重要です。

 

③ 将来性が違う

最後に、それぞれの言語によって将来性が違ってきます。

どんなにがんばって習得しても、一般的に需要がなくなったり、人気がなくなってしまう言語もあります。

なので、選び方の基準として「一般的によく使われる言語」や「これから成長しそうな言語」を中心に選んでいくと良いでしょう。

また、どのプログラミング言語を身につけるかによって、就職先や年収も変わるので慎重に選びましょう。

Salary and Experience by Language
引用元:Stack Exchange Inc.

 

 

【初心者向け】習得しやすいプログラミング言語5選

programming language

 

それではここからは、初心者の方向けに習得しやすいプロラミング言語5選をご紹介します。

プログラミング言語は、難易度が高すぎると独学で勉強したり、習得するまでに時間がかかるので、まずはどんなプログラミング言語が学びやすいのかを知っておくのが重要です。

 

1.Ruby

Ruby(ルビー)は、WEBサイトやウェブサービスの制作に使われているプログラミング言語で、読み書きしやすく扱いやすいのが特徴的です。

そのため、教育機関や多くの企業で採用されているプログラミング言語のひとつで、身につけておくと就職や転職にも有利になったり、副業をする時にも役立つでしょう。

また、Rubyは、日本人が開発したプログラミング言語なので、細かい記述方法や情報も日本語で明記されているので、初心者でも学習しやすいプログラミング言語として人気があります。

 

2.HTML/CSS

HTMLとCSS(英:HyperText Markup Language / Cascading Style Sheets)は、プログラミング言語の中でも「マークアップ言語」と呼ばれる、主にウェブサイトの制作に使われる言語です。

WEBデザイナーや、上がってきたデザインのシステムを構築する「コーダー」という職業に就職や転職を考えている方は、必ず必要になる言語ですので覚えておきましょう。

また、HTMLとCSSはプログラミング言語の中でも記述が簡単で理解しやすいため初心者にもおすすめです。

HTMLやCSSにおいては、ネットを検索するだけでもたくさんの情報を取得することができますし、書店に行けば初心者向けの参考書も販売しているので独学で勉強する人も増えてきています。

 

3.PHP(ピーエイチピー)

PHP(英:Hypertext Preprocessor)は、主に日本の企業でよく使われている「WEBサービスの制作」に使うプログラミング言語です。

そのため、日本ではPHPを習得している人材の需要があるので、就職や転職に役立つ言語を身につけたい方にはおすすめです。

また、使っているユーザー数が多い=ネットでの情報が厚いので、例え独学で勉強を始めても、大抵のことはネットで調べると解決できるため初心者の方でも学びやすいプログラミング言語です。

 

4.JavaScript

JavaScript(ジャバスクリプト、略称:JS)は、JavaScript単体でスマホアプリなどを制作することができる優秀なプログラミング言語です。

これまでの言語より難易度は高めですが、動作の確認をブラウザで行えるので勉強しやすい、わかりやすいといった声も多いのが特徴的です。

また、JavaScriptを習得してしまえばJavaScriptだけでさまざまなサービスやアプリなどを制作することができるので、何か1つ使えるプログラミング言語をお探しの方にはJavaScriptがおすすめです。

 

5.Python(パイソン)

Python(パイソン)は、Google(グーグル)の三大言語のひとつで、大規模なシステム開発や人工知能の分野でも力を発揮しているプログラミング言語です。

また、Pythonは文法がシンプルで読みやすく書きやすいので、初心者の方でも比較的学びやすいプログラミング言語の1つです。

ただ、日本語で説明されている資料が少ないのがデメリットですが、オンラインレッスンなどのサービスの充実にともない、以前よりは初心者でも勉強しやすい環境が整いつつあるでしょう。

 

【一覧表】習熟しやすいプログラミング言語

  できること
つくれるもの
学習の
しやすさ
難易度 主に使われている
サービス
Ruby
  • WEBサイト
  • WEBアプリ
  • スマホアプリ
  • ブログ
★☆☆

クックパッド

食べログ

HTML/CSS
  • WEBサイト
  • 簡単なアプリ
★☆☆

WEBサイト全般

PHP
  • WEBアプリ
  • WEBサービス
★★☆

ぐるなび

ココナラ

JavaScript
  • WEBサイトに動きをつける
  • ユーザー操作で処理ができる
★★☆ WordPress
Python
  • WEBアプリ
  • AI・人工機能
  • データ分析
★★☆ Facebook

 

まとめ

今回は、プログラミング言語について解説しました。

プログラミング言語とは、「コンピューターに意図を伝えるための言語」で、プログラミング言語によってその特徴や制作できるもの、また習得の難易度も違うことがわかりました。

ですから、最初に学習するプログラミング言語をチョイスするときは

  • 「目的に合っている」
  • 「初心者にも理解しやすい」
  • 「学ぶための方法や情報量が多い」

 

この3点を軸に選んでいくと良いでしょう。

ぜひ、これからプログラミング言語を学ぶ方の参考になれば幸いです。


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