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HTMLとは?知っておきたい基礎知識と習得するメリットについて

HTML

 

HTMLとは?

 

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今回は、プログラミング言語の中でもWEBページの制作に特化した言語「HTML」について解説していきます。

「HTMLって、よく聞く言葉だけど実際どんなことができるのかよくわからない…」

「そもそもHTMLって何?」

「習得すると、どんなことができるようになるの?」

など、HTMLの基礎知識や概要から習得するメリットや就職や転職に役立つ職業まで詳しく解説していきます。

ぜひ、HTML初心者の方はご一読ください。

 

HTMLとは?

HTMLとは、HyperText Markup Language(ハイパーテキストメイクアップランゲージ)の略称で、ウェブページを制作するために開発された言語のことをいいます。

HTMLを記述することで、

  • 「文字の大きさを変える」
  • 「文字を強調させる」
  • 「タイトルを作る」
  • 「見出しを作る」
  • 「画像を貼る」

などの効果が反映され、ユーザにとって読みやすいWEBページを作成することができるため、現在のインターネット上で見れるWEBページのほとんどがHTMLを使って制作されています。

 

HTMLを使うとどんなことができる?

では、HTMLを使うと具体的にどんなことができるようになるのでしょうか?

具体的にできることを3つご紹介します。

 

①読みやすいWEBサイトやページを作ることができる

上記でも説明しましたが、HTMLを使うとユーザーにとって読みやすく、使いやすいWEBサイトを制作することができるようになります。

「文字の大きさを変える」「フォントを変える」「文字を強調させる」など文章を読みやすくする効果はもちろんですが、その他にも段落や見出し、タイトルなどさまざまな効果を追加することで、ユーザーが「この記事は自分にとって有益だ」とひと目でわかるような文章構造を作ることができます。

 

②WEBの構成を理解できるようになる

HTMLが理解できるようになると「WEBサイトがどのように作られているのか」ということが理解できるようになります。

そのため、ウェブページのソース部分を見ると、ある程度どんな構成や効果を使って作られているのかを理解することができます。

その結果、自分でホームページを制作するときにもお気に入りのホームページの構成を参考にすることが可能です。

 

③装飾のついたメールを制作することができる

HTMLはWEBページだけでなく、メールにも装飾をつけることが可能です。

ただ「装飾のついたメールなんてあまり使わない…」と思う方も多いようです。

しかし、装飾のついたメールは、営業のDM(ダイレクトメール)やメルマガなど、インパクトのあるメールの作成に役立ちます。

 

HTMLのタグってなに?

 

HTMLを記述するときには「タグ」を使ってコンピューターに指示を与えます。

たとえば、「はじめてのHTML」という文字を大見出しに指定したいときは、

〈h1〉はじめてのHTML〈/h1〉と記述をします。

この〈h1〉〈/h1〉をタグと呼び、基本的にはこのように〈タグ名〉〜〈/タグ名〉記述すると、簡単にテキストに目的や効果を与えられるようになります。

 

HTMLで使う基本的なタグ

では、HTMLでよく使われる基本的なタグをチェックしていきましょう。

今回は、HTMLを記述する時によく使われるタグをいくつかご紹介します。

 

①htmlタグ

htmlタグは、文章の最初に〈html〉と最後に〈/html〉と記述することで「この文章はHTMLで作られている文章」という情報をコンピュータに理解させるためのタグです。

HTMLでWEBページを行うときは、必ず記述しなければならないタグで、タグの中で1番外側に記述されるのが特徴です。

 

②headタグ

headタグはページのヘッダ部分を指定するタグです。

基本的には自動で追加されるタグで、独自で他のプログラミング言語を書き込む時などに編集するタグです。

 

③metaタグ(メタタグ)

metaタグは、ブラウザやGoogleやyahooなどの検索ロボットに情報を知らせるためのタグで、SEO対策にも効果的なタグです。

また、metaタグは必ずheadタグの間に記述する決まりになっています。

 

④titleタグ

titleタグはそのページのタイトルを決めるタグです。

〈title〉〈/title〉の中にタイトルにしたい文字を記述すると、ネット上で開いた時にタブに表示されるようになるのが特徴です。

 

⑤h1〜h6タグ(見出しタグ)

h1〜h6タグは、文章の見出しを設定するときに使うタグです。

記述の仕方は以下の通りで、見出し1から順番に小さくなっていくのが特徴です。

  • 見出し1:〈h1〉〈/h1〉
  • 見出し2:〈h2〉〈/h2〉
  • 見出し3:〈h3〉〈/h3〉
  • 見出し4:〈h4〉〈/h4〉
  • 見出し5:〈h5〉〈/h5〉
  • 見出し6:〈h6〉〈/h6〉

 

⑥pタグ(段落タグ)

pタグは段落を指定する時に使うタグで、〈p〉〜〈/p〉と記述します。

長い文章を読みやすくするために、話の切れ目や一区切りごとにpタグを記述することで、ユーザーにとって読みやすい文章になります。

 

HTMLを習得する3つのメリット

それでは、HTMLがどのようなものか理解したところで、つづいては「HTMLを習得する3つのメリット」について解説していきます。

将来、WEBデザイナーやWEB関係の道に進みたい方、あるいは就職や転職に役立つ知識を身につけようと考えている方は、ぜひお読みください。

 

①就職や転職に役立つ

まず、HTMLは習得することで就職や転職に有利になる知識のひとつです。

特に、パソコンやスマホなどが欠かせなくなった現代では、HTMLやCSSなどのマークアップ言語を習得している人材への需要が高いため、たとえどんな職業を選択しても、HTMLを習得しておいて損はありません。

「HTMLができる」「HTMLを理解している」というだけで就職や転職、あるいは副業を始める時にも有利になるでしょう。

 

②WEBデザイナーやコーダーとして活躍できる

将来、WEBデザイナーやコーダーの道に進みたい方は「HTML」や「CSS」などのマークアップ言語は必ず習得しておきましょう。

就職の際に、既に「HTML」や「CSS」が使えるというだけで就職率が圧倒的に上がるだけでなく、他の人がHTMLやCSSを学んでいる間に、他のマークアップ言語を学び、HTMLと併用させることで、更にレベルの高いデザイナーやコーダーとして活躍することが可能です。

※コーダーとは、WEBデザイナーがデザインしたサイトをHTML,CSS,JavaScriptといった言語を使ってコーディングする職業のことを言います。

 

③自分のホームページ制作することができる

自分で仕事を始めた時や、趣味のホームページを制作したい時も「HTML」が使えることで、簡単に自分のホームページも制作することができます。

最近では、初心者でも簡単にホームページを作成できるサービスもたくさんありますが、HTMLタグの意味や構成を理解しているだけで、さらにホームページをグレードアップさせたり、思いどおりのサイトを制作することができるでしょう。

 

HTMLの勉強方法とは?

では、HTMLはどうやって勉強していくのが良いのでしょうか?

おすすめの勉強方法を見つけることで短時間で習得できるようになったり、途中で挫折せずに済むので、自分に合った勉強方法を探しましょう。

 

ネットや参考書を使って独学で学ぶ

HTMLは非常に多くのユーザーが習得している言語なので、インターネット上で検索するだけでも、たくさんの情報を取得することができます。

また、大きな書店に行くと、HTMLの初心者向けの本が、たくさん販売されているため、なるべく費用をかけずに自分のペースで学びたいという方には独学がおすすめです。

ただ、独学は自主的に勉強を進めていく必要があるため、仕事や学業などの合間にコツコツと勉強できるタイプの人でなければ途中で挫折してしまいがち、また理解できない箇所があっても自分で解決しなければならないのがデメリットです。

 

オンラインレッスンに申し込む

最近、主流になりつつあるオンラインレッスンは、Wi-Fi環境があれば、場所や時間に縛られることなくプロの講師の講座を受けることができるため、習得するペースも早く着実にHTMLを習得することができるでしょう。

また、独学のように「わからないところがあっても質問できない…」ということもないので、安心です。

ただ、ある程度の授業料や月謝などの費用はかかってしまうので、ある程度予算がある方はオンラインレッスンがおすすめです。

 

HTMLを教えてくれる教室や講座に通う

「やっぱり実際に講師の人に直接教えてもらいたい!」という方は、HTMLを1から教えてくれる教室や講座に通いましょう。

ネットで検索するだけでも、初心者向けの入門コースから、1日だけのHTML講座など、さまざまなタイプの教室や講座があるので、自分のレベルやスケジュール、予算に合わせて教室や講座を選ぶと良いでしょう。

また、教室や講座はプロの講師に直接教わることができるため理解も早く、またわからないところをすぐに解決できるのも良い点です。

 

まとめ

今回はHTMLについて解説しました。

HTMLはWEB制作をする上で使われる言語で、さまざまなタグを用いてコンピュータに指示を与えていきます。

その結果、ユーザが求めている情報がわかりやすくなったり、文章が読みやすくなるなどの効果をもたらすことができます。

またHTMLを習得すると、WEBデザイナーやWEB関係の就職、転職に有利になりだけでなく、副業などにも役立つので身につけておいて損はないでしょう。

ですから、これから就職や転職に役に立つ知識をお探しの方はぜひ、HTMLを習得しましょう。

 


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