スモールキーワードとは?ミドル・ビッグキーワードとの違いを解説
スモールキーワードの概要とビッグキーワードとの違いについて
この記事を読むための時間:5分
「キーワード」はSEO対策の基本ですが、3つの種類に分かれることをご存知でしょうか?
キーワードは「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード」の3つに分かれ、それぞれで特性やSEOの対策方法が異なります。特にスモールキーワードは検索上位を目指す上で欠かせません。
そこで今回は「スモールキーワード」について、特徴や選定方法、上位を獲得するための施策について解説します。
スモールキーワード(スモールワード・ロングテールキーワード)とは?
スモールキーワードとは、検索回数が少ないニッチなキーワードや、いくつかの単語を組み合わせた複合キーワードのことを指します。
スモールワードやロングテールキーワードとも呼ばれます。
ミドル・ビッグキーワードとの違い
スモールキーワードとその他のミドル、ビッグキーワードとの違いは検索ボリュームです。検索する人が多いのがビッグキーワードで、検索する人が少ないのがスモールキーワード、その中間のボリュームがミドルキーワードです。
スモールキーワードの特徴
スモールキーワードの特徴として以下のものが挙げられます。
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スモールキーワードのメリット
検索上位を獲得しやすい
スモールキーワードはニッチなワードが多く競合が少ないので、検索上位を取りやすいメリットがあります。
少数でも着実な顧客獲得が見込める
スモールキーワードで検索するユーザーは、明確かつ限定的なニーズがあります。
例えば「スマホケース iphone6 本革」と検索した人物は、iphone6に対応している、本革のスマホケースを探していると想定され、逆を言えばその他の素材のものには興味がないと言えます。
そしてもし、自社がスマホにまつわる革小物を作っていた場合、自社にユーザーが辿り着けば高確率での購入が予想できますよね。
このように、例えサイトへ訪れるユーザーが少なくても、その多くは購買意欲があるので、着実な顧客獲得が見込めるのです。
SEO対策はスモールキーワードから始めるべき
スモールキーワードは集客数が少ない代わりに、着実な顧客獲得が見込めます。そのため、SEO対策はスモールキーワードから始めて着実に顧客獲得をしていくべきです。
スモールキーワードと反対の性質を持つビッグキーワードは、検索上位を獲得できれば莫大な集客が見込めますが、キーワードの範囲が大きい分、そのキーワードに含まれる全てのニーズに応えることは困難です。
そもそも、ビッグキーワードは競合も大企業など強い相手ばかりなので、検索上位を取ること自体が非常に困難であると言えます。
その点からも、SEO対策はスモール→ミドル→ビッグの順で着実に進めるべきなのです。
スモールキーワードの選定方法
1.ビッグキーワードの選定
SEO対策はスモールキーワードからと述べましたが、そのスモールキーワードを選定する場合、まずはその元となるビッグキーワード(メインキーワード)を選びましょう。
このビッグキーワードとは、事業に最も関係し、最終的に最大で取ることができるニーズです。例えばビーズパーツショップなら「ハンドメイド材料」、育毛剤の販売会社なら「髪」という具合です。
2.ツールでメインキーワードのサジェストワードを探す
キーワードを洗い出すためのおすすめツールです。
- キーワードプランナー
Googleが提供している無料のツールで、入力したキーワードに関連性の高いワードを提案してくれます。 - goodkeyword
こちらもGoogleが提供する無料のツールです。サジェストワードを洗い出す際に役立ちます。 - Google Search Console
Googleが無料で提供しているツールで、自社サイトの流入キーワードを調べることができるので、流入キーワードからスモールキーワードを洗い出す際に使えます。 - Ahrefs
こちらは有料のツールですが、競合の調査などもできるので、キーワード選定をする上で欠かせないツールです。また、その他にアクセス数や被リンク数のチェックもできるので、SEO対策で非常に役立ちます。
3.検索回数をチェック
スモールキーワードは検索回数が少ないニッチなキーワードを指しますが、あまりに検索回数が少な過ぎるキーワードでは、例え検索1位を獲得しても意味がありません。
そのため、2でご紹介しましたツールを活用し、検索回数もチェックして、検索回数がある程度あるキーワードを選ぶようにしましょう。
スモールキーワードで検索上位を獲得するコツ
スモールキーワードは元々検索上位を獲得しやすいキーワードではありますが、コツを意識することでさらに上位を狙いやすくなります。
良質なコンテンツを製作する
大前提として、良質なコンテンツを製作することを意識しましょう。良質なコンテンツとは、以下の特徴を持ったものを指します。
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内部対策・外部対策をしっかりする
SEO効果を高めるには、内部対策と外部対策をしっかりとすることも重要です。
内部対策とは、自サイト内の関連性のあるコンテンツ同士を内部リンクでつなぐことです。そして外部対策とは、他のサイトやユーザーが自発的に自サイトのリンクを貼ってシェアしてくれるように、内容を充実させたり、シェアボタンを配置するなどデザインを整えたりする施策のことです。
この2つの対策をしっかりとすることで、SEO効果が高まり、上位表示されやすくなります。
定期的に検索順位をチェックして対策を取る
コンテンツを作成したら、それで終わりではありません。コンテンツの順位は定期的に確認しましょう。もし、作成から数か月経っても順位の変動が見られない場合、まだまだ対策の余地があるという証拠です。
内部対策がしっかりできているか、コンテンツの内容が競合に負けていないか、またはそのキーワードでの最新情報はないかをチェックし、不備があればリライトや修正、追記をしましょう。
スモールキーワードで上位を目指すためのポイント
1キーワード1コンテンツを基本とする
ビッグキーワードからミドルキーワード、スモールキーワードと細分化していくと、スモールキーワードはなかなかの量になります。
そのため、2つ3つのスモールキーワードを一緒にして、1つのコンテンツにすれば楽ではないか。と考える人もいるでしょう。
しかし、複数のキーワードを1つのコンテンツにまとめようとすると、ターゲットがぶれてしまいます。そのため、1つのコンテンツでキーワードは1つ、つまりターゲットをしっかり絞るべきです。そして、そのターゲットを確実に取り込めるようにアピールする内容を意識して作成しましょう。
小さなキーワードでも手を抜かない
スモールキーワードは検索回数が少ないため、集客があまり見込めません。そのため「とりあえず、ささっと作って数があれば見栄えは良いか」とコンテンツの作成を適当にしてしまう人もいます。
しかし、ちりも積もれば山となるということわざがあるように、1つ1つは集客力が弱いスモールキーワードでも、数が増えればその集客力を馬鹿にすることはできません。
また、スモールキーワードの検索でたどり着いたコンテンツからサイトへ流れるユーザーも多いので、例え小さなキーワードでも手を抜かず、しっかりとコンテンツを作り込むようにしましょう。
まとめ
スモールキーワードは検索回数が少なく、多くの集客は見込めません。しかし、スモールキーワードで検索するユーザーは明確なニーズを持っているので、着実に顧客を獲得することができます。
そのためSEO対策では、スモールキーワードのコンテンツ化から始めるべきです。ぜひ、今回ご紹介したコツやポイントを参考にしてくださいね。
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