ChatGPTの音声モードとは?使い方や制限まとめ
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OpenAI社は2025年6月に、音声モードのアップデートを行ったと発表しました。
本記事では、アップデートにより利用できるようになった高度な音声モードを含む、音声モードの使い方について解説しています。
音声モードとは
ChatGPTの音声モードは、テキスト入力によるChatGPTとの会話ではなく、声による会話ができる機能です。ChatGPTからの応答も音声であるため、より自然な会話体験を得られます。
2025年6月に音声モードがアップデートされ、高度な音声モードが実装されました。高度な音声モードは基本有料プランでしか利用できませんが、無料版でもごく短い時間であれば利用が解放されています。高度な音声モードでは、9種類の音声から好みのものを選べるほか、やり取りのスピードが大幅に向上しています。
9種類の個性豊かな音声

高度な音声モードでは、9種類の異なる音声から好みのものを選択できます。それぞれ性格に特徴があり、利用シーンに合わせて使い分けられます。
音声の種類 | 性格 |
---|---|
Arbor | おおらかで多才 |
Breeze | 活発で真面目 |
Cove | 落ち着いていて素直 |
Ember | 自信に満ち、楽観的 |
Juniper | 開放的で明るい |
Maple | 陽気で気さく |
Sol | 知識豊かで落ち着いている |
Spruce | 冷静で肯定的 |
Vale | 明るく好奇心旺盛 |
会話のスピードが大幅に向上
従来の音声モードは、スマートスピーカーと会話を行うときのように、質問から回答までの間に時間がかかっていました。ですが、高度な音声モードでは、やり取りに要する時間を以下の時間まで短縮しています。
高度な音声モード | 通常の音声モード |
---|---|
最短232ミリ秒、平均で320ミリ秒 | 2.8秒〜5.4秒 |
発言から応答までの時間が短くなり、ストレスのない会話体験が可能になりました。また、会話中の割り込み機能も追加されており、人間と会話しているような実感をさらに得られます。
音声モードの使い方

音声モードは、チャット入力欄の右にある音声アイコンを選択すると開始されます。マイクアイコンではないため注意してください。
初めて音声モードを利用する際は、マイクへのアクセス許可が必要です。許可をしないと音声入力ができないため、必ず許可設定にしてください。許可をし損ねた場合は、利用している端末の設定から変更を行えます。

音声モードの画面では、マイクボタンでマイクのオン・オフの切り替えを、画面右下にある×ボタンで音声モードを終了できます。また、高度な音声モードを利用している場合、右上のカスタマイズメニューから音声を変更できます。
音声モードの制限
便利な音声モードですが、利用に際しての制限があります。無料版だけでなく、有料プランであっても制限があるため注意してください。
有料プランでも利用時間に制限がある
Proプランを除く有料プランでも、無料版ほどではありませんが毎日の利用時間に制限があります。利用時間の制限に達すると、高度な音声モードから通常の音声モードに変更されます。高度な音声モードと通常の音声モードの見分け方は以下のとおりです。
制限までの時間は通知される

1日に利用できる高度な音声モードの残り時間が15分になると、ChatGPT内で通知されます。
音声モードでChatGPTをさらに活用
いちいちテキストを打たずとも、音声でChatGPTとの会話を行える音声モードは、これまでのChatGPTの利用体験を大きく変えられます。ユーザーの音声入力に対してChatGPTも音声で応答を行うため、機械感が大きく減少し、まるで人間と会話しているような体験が得られます。
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