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POEM(ポウム)とは?PESOとの違いは何?

POEM

POEM(ポウム)とは?

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マーケティング用語としてビジネス面で使用される「POEM(ポウム)」をご存知ですか?

日本のマーケティングでは、あまり使用されることのない言葉でもあるため、よくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、POEM(ポウム)とは何か、そしてPOEM(ポウム)それぞれの特徴や活用方法などを解説致しましょう。

 

POEM(ポウム)とはトリプルメディアのこと

「POEM(ポウム)」とは、マーケティングの分野で活用されるトリプルメディアのことです。

POEMの頭文字を見てみると、Paid Media(ペイドメディア)の「P」、Owned Media(オウンドメディア)「O」、Earned Media(アーンドメディア)の「E」に3つに共通するMedia(メディア)の「M」を組み合わせできています

3つのメディアを示すため、日本ではトリプルメディアと呼ばれることが主流となっています。

 

POEM(ポウム)それぞれの特徴とは?

POEM(ポウム)は、マーケティング戦略として使用することができるメディアです。では、具体的にどのような役割があるのでしょうか。それぞれの特徴、そして活用方法をご紹介致しましょう。

 

Owned Media(オウンドメディア)って?

自社のコンテンツを持ち、運営や発信を独自の方法で行うことができるのが「オウンドメディア」です。ホームページやブログなどを所有し、コンテンツなどを作成することで広げていくことができます。

自社の製品やサービスのコンセプトや想いを伝えやすいメディアです。

 

Earned Media(アーンドメディア)って?

SNSの活用や口コミサイトを利用し、ユーザーとコミュニケーションを行いながら、製品やサービスを拡散できるのが「アーンドメディア」です。

企業側が広めるだけでなく、口コミなどを通じて、ユーザー同士で広めることもでき、製品を求めるユーザーにアプローチしやすいメディアです。

 

Paid Media(ペイドメディア)って?

「ペイドメディア」は、その名の通り広告などの費用を支払って広めるメディアです。雑誌やSNS、CMなどの広告を利用し、ターゲットとするユーザー以外にも周知することができます。イベントや新作発表などのインパクトを与えるのにも最適です。

 

POEM(ポウム)の相互作用とは

POEM(ポウム)は、それぞれが独立したメディアとなっているため、単独で活用したり、さらに組み合わせて活用したりと企業によって取り入れるメディアを変えることができます

そんなPOEM(ポウム)は、個々で使用するだけでなく、3つ全て取り入れるのもおすすめのメディア戦略です。

自社のコンテンツの運営、そして発信が行えるオウンドメディア、アーンドメディアの拡散方法を利用し、時にペイドメディアの広告を利用して、さらに幅広い層に届けることができます。

具体的に製品やサービスを広めたい場合には、うまく3つのメリットを利用するのも一つの手段です。

 

「PESO」へ移行した理由とは?

POEM(ポウム)には、さらに「シェアードメディア(Shared Media)」と言われるメディアを取り入れた「PESO」という新しい戦略があります。

PESOの頭文字は、POEM同様に3つのメディアとシェアードメディア「S」を取り入れたメディアです。PESOへ移行した理由は、SNSと言われるソーシャルメディアが増えたのもことや口コミなどのユーザーの声が重要化されたことです。

拡散を目的にしたメディアであるアーンドメディアを2つに分け、さらなる進化を遂げたのがPESOと言われています。

【口コミサイトやまとめサイト、またマスメディアなどへの取材】をアーンドメディア、そして【FacebookやInstagramと言ったSNSへの拡散】をシェアードメディアとして活用するのが、このPESOです。

4つのメディアを分類し、うまく活用することでコアなユーザーから大衆まで幅広くアプローチすることができ、PESOが広まった理由でもあります。

 

まとめ

POEM(ポウム)は、トリプルメディアを表す言葉です。3つのメディアそれぞれを活かすことで、マーケティング戦略としても成果を出しやすい方法でもあります。

それぞれの特徴を活かし、自社製品やサービスとの相性の良いメディアを活用して、ターゲットとなるユーザーへ上手くアプローチしてみましょう。 

 


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