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UU(ユニークユーザー)とは?カウント・集計方法について解説!

 

UU(ユニークユーザー / Unique User)とは?

 

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「UU(ユニークユーザー / Unique User)」という言葉をご存知ですか?Webマーケティングやアクセス解析などの分野で活用される用語の一つとして一度は耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

UU(ユニークユーザー / Unique User) が表すものやカウント数、正しい見方について解説致しましょう。

 

UU(ユニークユーザー / Unique User)の概要

「Unique User」を略してUUと表記される「ユニークユーザー」とは、簡単に言うとサイトに訪問したユーザーのことです。

アクセス解析に出てくる用語の一つであり、ユーザーというワードが入っていることからWeb上での1人の顧客を表していることが見てわかります。UU (ユニークユーザー)は、Webサイトを運営していく上でとても必要なポイントです。

UU (ユニークユーザー)の数を増やすことは、サイトを訪れるユーザーが増えているということに繋がるため、サイトの知名度にも大きく影響します。

 

UU (ユニークユーザー)のカウント方法って?

カウント方法についてチェックしていきましょう。UU (ユニークユーザー)は、訪問数を数えるため、ユーザー1人に対して1カウントになります。

一見、ユーザーが一度カウントされるとその後のカウントがないように見えますが、端末ごとにカウントされるため、スマホでサイトを開いた場合とパソコンでサイトを開いた場合、それぞれにカウントされるということになります。

またこれらは、パソコンやスマホなどの端末の違いだけでなく、検索エンジンによっても変わることがわかります。

例えば、Google Chromeで検索を行った後にSafariで検索しても、それぞれにはカウントが行われるということになります。また集計期間によっても変わるということをチェックしておくとより見やすくなるでしょう。

 

UU (ユニークユーザー)の集計方法は?

カウント方法の特徴があるUU (ユニークユーザーは、集計方法にも特徴があります。3つの集計方法がありますので、それぞれ解析致しましょう。

 

集計方法①IPアドレス

集計方法一つ目は、パソコンやスマホなどの端末に付くアドレスとも言われる「IPアドレス」からの確認方法です。端末それぞれがもっているため、IPアドレスの数だけ訪問者がいるということが見てわかります。

 

集計方法②ホスト名

URLのドメイン名の前に付く「ホスト名」からも確認することが可能です。ホスト名は、ネットワークサーバーなどにも付けられるため、どんな機器やサーバーを使って検索されているのかを確認することもできます。

 

集計方法③Cookie

インターネットで検索を行う時「Cookie」という言葉を目にすることもあるでしょう。このCookieは、どんな時にサイトにアクセスしたかを記録する仕組みのことです。その仕組みを利用して、サイトへのアクセス数を確認することも可能です。

 

UU (ユニークユーザー)数とAU(アクティブユーザー)数の違いって何?

アクセス解析ツールを使用して、訪問者数を調べる時、UU (ユニークユーザー)数に加えて、AU(アクティブユーザー)数というワードを目にすることも多いでしょう。

同じくユーザー数をカウントすることは、見て取れますが、その違いについてイマイチわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このUU (ユニークユーザー)数とAU(アクティブユーザー)数の違いは、サービス利用の有無が大きな分かれ目となります。

どちらも一定期間内に訪れたユーザーを数えるものでありますが、AU(アクティブユーザー)数は、さらに深掘りしたサービス利用を確認することができます

アプリなどをダウンロードするだけでなく、実際に使用したことを示すのが、AU(アクティブユーザー)数と覚えておくと、違いを理解することができます。

 

UU (ユニークユーザー)合わせてチェックしたいアクセス解析用語

AU(アクティブユーザー)以外にも合わせて抑えておきたいアクセス解析用語がさまざまあります。UU (ユニークユーザー)と混同してしまいやすい4つのワードの特徴も併せて解説致しましょう。

 

Session(セッション)

サイトへの訪問してからサイトから離脱するまでの一連のプロセスを表す流れ全体を表すSession(セッション)は、同じ訪問者を表す言葉でもカウント方法などに違いがあります。

一定時間アクセスがない場合、リセットされるセッション数に対して、設定した期間内であれば、新しくカウントされることはありません。

またユーザー個人を表すUU (ユニークユーザー)とサイト内での行動や流れを表すSession(セッション)は、着目するポイントにも違いがあります

ほんの少しの違いですが、その少しの違いを理解しておくことで、Webの改善が行いやすくなります。

 

PV(ページビュー)

PV(ページビュー)との大きな違いは、集計する対象です。ユーザーを表すUUに対して、PVは、ページを表しています。そのため、PV(ページビュー)のカウント対象は、ページを見た回数になります

一定期間内において1人1カウントするUU (ユニークユーザー)と対象ユーザー関係なく、トータルどれだけのページが見られているかをカウントするPV(ページビュー)は、カウント方法が異なることが見てわかるでしょう。

このPV(ページビュー)は、同じユーザーが何度もサイト内を行ったり来たりする事で加算されることを踏まえて、確認することが大切です。

 

Reach(リーチ)

UU (ユニークユーザー)数について調べてみると、「Reach(リーチ)」という言葉が出てくることもあるのではないでしょうか。

このReach(リーチ)とは、マーケティング用語として登場する言葉であり、ターゲットであるユーザーに商品や内容、メッセージなどが伝わっているかどうかを図る際に用いることの多い言葉です。

ユーザーの数を数えるUU (ユニークユーザー)数に対して、内容の満足度を図ることができるため、SNSの「いいね」数などもReach(リーチ)に値することを覚えておくとわかりやすいでしょう。

 

Unique Browser(ユニークブラウザ)

同じく「Unique(ユニーク)」という言葉が付く「Unique Browser(ユニークブラウザ)」とは、どのような違いがあるのでしょうか。このUnique Browser(ユニークブラウザ)は、ブラウザごとに集計する訪問数のことです。

ブラウザとは、Google ChromeやSafariと言った閲覧サイトを表しており、どのブラウザから多く、サイトへと飛んでくるかを確認することができます。

UU (ユニークユーザー)数を上げるには、Unique Browser(ユニークブラウザ)を合わせてチェックすることも大切です。

 

UU (ユニークユーザー)数を増やすにはコンスタントな更新が必須!

訪問者数(UU)を増やすためには、いったいどのようなことを行うべきなのでしょうか。サイトを訪問するということは、知りたい情報がそこにあることが大前提となります。

まずは、知りたい情報が明確に見てわかることが大切です。タイトルからしっかり見て分かることや一目で見て、どんな情報が得られるコンテンツであるかが分かることが他のサイトとの差別化を図ることにも繋がります。

また良質なコンテンツであることはもちろんのことですが、コンテンツの定期的な更新も必要になります。

定期的に更新されることがユーザーに伝わることで、ユーザーの訪問が習慣化されることにも繋がるため、しっかりと更新されるサイトであることを認識させる必要があります。

質の良いコンテンツであることを前提に、コンスタントな更新を心がけましょう。

 

まとめ

サイトへの訪問者数が一目で分かるUU (ユニークユーザー)数は、サイトの利用者が多いことにも繋がります。

また、AU(アクティブユーザー)数との違いやユーザー数を増やす方法をチェックして、ユーザーに対して有益な情報を得られるサイトであることを認識してもらうようにしましょう。UU (ユニークユーザー)の意味を確認して、サイト作りに役立てて下さい。


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